介護予防は子ども時代から 児童生徒へ体づくり教室 奄美初ScTの津田さん
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鹿児島県大島郡医師会病院の理学療法士、津田ゆう妃さん(42)=奄美市名瀬=が8月、奄美群島で初となる「認定スクールトレーナー(ScT)」の資格を取得した。28日には早速、宇検村立久志小中学校(盛真由美校長、児童生徒14人)で体づくり教室を開くなど、児童生徒の健康増進やけが予防の教育に意欲を見せている。ScTは公益財団法人「運動器の健康・日本協会」が2024年度に創設した制度で、全国の資格取得者は429人(8月時点)。学校保健に関心のある理学療法士を対象に養成講習と試験を毎年実施し、規定の水準に達した人を認定している。
津田さんは理学療法士として20年以上のキャリアから「介護予防は子ども時代から始めるべきだ」との考えに至り、子どもから高齢者まで幅広く指導を行ってきた。より専門的で説得力のある指導を目指し、今年5月から資格取得に取り組んでいた。
ScTとして初の教室となったこの日は、同校の児童生徒13人と教職員らが参加。津田さんは柔軟性を高めるメリットとして▽姿勢の改善▽パフォーマンス向上▽けが予防▽集中力向上―の4点を強調。タオルを使った体幹の側屈運動などのストレッチを、レクリエーションを交えながら指導した。
6年間柔道を習っている小学生は「この1時間で体が伸びたと感じた。けがをせずパフォーマンスを上げられるよう、日ごろからストレッチを頑張りたい」と効果を実感していた。
屋外で遊ぶ子どもが減り、子どもたちの将来の健康状態を懸念する津田さんは「成長期は筋肉より先に骨が伸びるため、柔軟性がないと成長痛につながる恐れもある。たくさん外で遊び、日ごろから柔軟性を意識して体を動かしてほしい」と呼び掛けた。
今後は奄美大島内の学校などからの依頼に応じ、積極的に教室や講話を実施していく方針だ。
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