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クロトンの葉手向け、画業しのぶ 鹿児島・奄美大島で「一村忌」
総合 朝日新聞 👁 4

クロトンの葉手向け、画業しのぶ 鹿児島・奄美大島で「一村忌」

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 鹿児島県奄美大島に移住して自然を描き続けた孤高の日本画家、田中一村(1908~77)の命日の9月11日、一村をしのぶ「一村忌」が奄美市の「一村終焉(しゅうえん)の家」であった。有志らが集まり、偉大な画業に思いをはせた。

 一村は栃木県出身で、奄美大島に50歳で移住した。大島紬(つむぎ)の染色工をしながら植物や鳥、風景など身近にある自然を描き続けた。

 独特の細密な作品は死後に脚光を浴び、2001年には奄美市笠利町に田中一村記念美術館が開館している。

 有志がつくる一村会(美佐恒七会長)が毎年一村忌を開催している。バナナの葉やハイビスカスの花など亜熱帯植物に囲まれた祭壇の遺影に、参加者一人ひとりが、一村の作品にもよく描かれた植物、クロトンの葉を手向けた。参加者は生前の一村の思い出などを語り合いながら静かにしのんでいた。

 美佐会長は「奄美が持っている自然体のままの自然を描いた一村を奄美の宝として大事にしていきたい」とし、没後50年となる来年には「生誕の地の栃木県を訪問するなど一村を通した交流を深めていきたい」と思いを語った。(エリアリポーター・神田和明)

 鹿児島県奄美大島に移住して自然を描き続けた孤高の日本画家、田中一村(1908~77)の命日の9月11日、一村をしのぶ「一村忌」が奄美市の「一村終焉(しゅうえん)の家」であった。有志らが集まり、偉大な画業に思いをはせた。

 一村は栃木県出身で、奄美大島に50歳で移住した。大島紬(つむぎ)の染色工をしながら植物や鳥、風景など身近にある自然を描き続けた。

 独特の細密な作品は死後に脚光を浴び、2001年には奄美市笠利町に田中一村記念美術館が開館している。

 有志がつくる一村会(美佐恒七会長)が毎年一村忌を開催している。バナナの葉やハイビスカスの花など亜熱帯植物に囲まれた祭壇の遺影に、参加者一人ひとりが、一村の作品にもよく描かれた植物、クロトンの葉を手向けた。参加者は生前の一村の思い出などを語り合いながら静かにしのんでいた。

 美佐会長は「奄美が持っている自然体のままの自然を描いた一村を奄美の宝として大事にしていきたい」とし、没後50年となる来年には「生誕の地の栃木県を訪問するなど一村を通した交流を深めていきたい」と思いを語った。(エリアリポーター・神田和明)