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鹿児島県 日米共同の無人偵察機訓練 「スキャンイーグル2」を深夜発射 徳之島・犬田布岬で
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鹿児島県 日米共同の無人偵察機訓練 「スキャンイーグル2」を深夜発射 徳之島・犬田布岬で

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 【徳之島】自衛隊と米軍による共同訓練「レゾリュート・ドラゴン(RD)」の一環として、徳之島では22日夜から23日未明にかけ、伊仙町の犬田布岬園地内で無人偵察機「スキャンイーグル2」を使用した情報収集訓練が始まった。奄美群島国立公園内で、演習場ではない島内の観光コースを利用した「生地(せいち)訓練」として実施された。

 訓練は深夜に行われ、実施場所が民家からも離れていることから、大きな支障は確認されなかった。

 RDは、離島防衛を想定して2021年から九州・沖縄地域で行われている日米共同訓練で、部隊間の連携強化と共同対処能力の向上を目的としている。今回の徳之島地区での訓練は20日から26日までの日程で計画され、犬田布岬では無人偵察機による情報収集やマリンレーダーを用いた沿岸監視訓練を実施。このほか、徳之島町の手々海岸や総合運動公園、ヘリポートなどでは大型輸送ヘリの離着陸訓練も実施。陸上自衛隊西部方面総監部広報室によると、徳之島には陸自隊員約90人と米兵約20人が参加予定という。

 22日夜の犬田布岬では、日米の隊員が関連機器の調整やデータ収集などの準備を進めた。23日午前0時20分頃、陸自隊員3人が機体を空気圧式の発射装置「カタパルト」に設置。エンジンを駆動させながら風向きなどの気象条件を見極め、約10分後、機体はエンジン音とともに暗い空へ発射された。

 機体は海上船舶の分析などを目的とした情報収集飛行訓練を行った後、「スカイフック」と呼ばれるロープ式の回収装置を使い、機体の翼端に取り付けられたフックを引っ掛けて回収するまでの一連の訓練を実施した。

 米軍が前回に続いて伊仙町前泊漁港とその沖合で計画した半潜水型無人艇「ALPV」を使用した物資輸送訓練については、「米軍の都合により中止となった」(同広報室)としている。
 
 【スキャンイーグル2】米ボーイング社傘下のインシトウ社が開発した中型無人航空機(UAV)。全長1・7㍍、全幅3・1㍍、全備重量26・5㌔で、可視光カメラと赤外線カメラを搭載し、昼夜を問わず偵察・情報収集が可能。最大時速は150㌔、10時間以上の連続飛行が可能。1機当たりの価格は約2億5千万円とされる。