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シマユムタで昔話に花 芳賀氏写真展関連イベント 奄美博物館
イベント 南海日日新聞 👁 9

シマユムタで昔話に花 芳賀氏写真展関連イベント 奄美博物館

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 鹿児島県奄美市名瀬の奄美博物館が主催する博物館講座「奄美の昔の写真を見ながらシマユムタで語ろうでぃ!」が19日、同博物館であった。民俗写真家の芳賀日出男氏(1921~2022年)が撮影した昭和30年代の奄美大島の写真を見ながら、当時を知るゲストらが日本復帰直後の奄美の思い出を語った。

 芳賀氏は1955~57年に人文科学系の学術団体で構成する「九学会連合」の調査団の一員として奄美群島を訪れ、各島の風俗、習慣、信仰、芸能などを撮影した。奄美博物館は、2025年に東京都の芳賀ライブラリーから写真データ約2万点の寄贈を受け、今年8月から奄美市を中心とした190点の写真展を開催している。

 イベントは写真展の関連企画で、高校生5人を含む31人が参加。「シマユムタ伝える会」の鈴木るり子会長(74)と会員の昇喜代子さん(87)、屋田匡代さん(84)がメーンスピーカーを務め、写真を見ながら当時の街並みや暮らしを方言で解説した。

 撮影当時を知る年代の参加者も多く、会場のあちこちから「なちかしゃ(懐かしい、慕わしい)」の声が聞かれた。旧名瀬市にあった肉屋の写真が映し出されると、「当時は多くの家で豚を飼っていた」「豚肉は塩漬けにして保存する。今でも忘れられないおいしさ」「内臓や血や脂も全部大事に使っていた」などの思い出話が次々と飛び出し、大いに盛り上がった。

 写真展は10月4日まで。時間は午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)。入館料は一般400円、大学生・高校生200円、小学生150円。第3月曜日は休館。