カゴミル 鹿児島の今のニュースを、まとめて。

← 一覧
4集落の八月踊りなど文化財に 奄美大島大和村 無形民俗文化財は初の指定
政治 南海日日新聞 👁 7

4集落の八月踊りなど文化財に 奄美大島大和村 無形民俗文化財は初の指定

📰 全文
 鹿児島県大和村はこのほど、同村指定文化財に「大和浜の八月踊り・棒踊り・薙刀(なぎなた)踊り」「大棚の八月踊り」「名音の八月踊り」「今里の八月踊り・ヨ―ハレ踊り」の4集落7件を新たに指定した。無形民俗文化財として同村初。27日、村役場で認定書授与式があり、中山恭平教育長が各集落の代表者4人に認定書を交付した。

 無形民俗文化財は歴史的・学術的に高い価値を持ち、指定されると保存・継承のための支援を自治体から受けやすくなる。2月27日付で同村文化財保護審議会から答申を受け、3月9日の定例教育委員会で指定が議決された。

 同村は2007年2月までに芭蕉布やノロ道具など45点を村の有形民俗指定文化財として指定。今回の文化財指定はそれ以来約19年ぶりとなる。

 授与式には伊集院幼村長、中山教育長、中井良二大和浜集落区長、伊集院将大棚集落区長、福山良平名音集落区長、森田昌敬今里集落区長らが出席。中山教育長が4人の区長に認定書を手渡した。

 伊集院村長は「これまでの継承活動に感謝。今後は村としてもできる限り力添えをする」と述べ、活動継続を願った。文化財指定を受け、大棚の八月踊り継承に取り組む伊集院区長は「身の引き締まる思い。若い世代も巻き込み、なんとか伝統を維持できるよう努めたい」と話した。

 宮田龍村教育委員会事務局長によると、無形文化財指定に向けて一昨年度から村内11集落の調査を開始。踊りに対する集落住民の熱意などを基準に選定された。今後は小中学校とも連携を図り、文化財を活用した地域教育も推進していくとしている。