さんごの島科学芸術祭開催 島全域がアートの舞台へ 鹿児島県喜界町8日まで
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さんごの島科学芸術祭2026(同実行委員会など主催)が10月30日から8日までの10日間、鹿児島県・喜界島内6か所を会場に開かれている。世界的に貴重な隆起サンゴ礁からなる同島全域を対象に、新進気鋭のアーティストたちによる現代アートを展開。学術的知見を映像や音響、光を駆使した芸術作品として、様々な環境を基に表現される。6~9日、日本サンゴ礁学会(喜界町体育館)と併催。同実行委員会と特定NPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所、総合地球環境学研究所(京都市)共催。主催者らは「10万年の地層・隆起サンゴ礁の絶景・地下水・集落の暮らしや文化を巨大なキャンバスと捉え、学術知見を現代アートへ可視化した体験を創出」とし、来場を呼びかけている。
10月30日、オープニングセレモニーが開催地の一つ、同町中里のスギラビーチであり、湾出身の唄者・川畑さおりさんのシマ唄で幕開け。総合プロデューサーの喜界島サンゴ礁科学研究所・渡邊剛理事長、隈崎悦男喜界町長らがあいさつした。
この日は、海岸沿いに隆起したサンゴ礁の岩肌に映像作品が投影されたほか、地元住民らが八月踊りやフラ、エイサーなどを披露し、華やかな初日を迎えた。
同芸術祭について、エグゼクティブアートディレクターを務める金沢21世紀美術館前館長・長谷川祐子さんは「科学と芸術、そして島民、島そのものを主役とする、2年後のビエンナーレ(隔年開催)を目指すキックオフイベント」と紹介。今後は「奄美群島から、サンゴ研究者以外の方も参加する拡張型を目指したい。島民の方に喜界島の素晴らしさを改めてご理解いただく機会となれば」と語った。
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会場の場所、内容などは次の通り(カッコ内は参加者名、敬称略)。
【中里のスギラビーチ】隆起サンゴ岩映像投影(宮尾昇陽)
【湾の第一地下ダムトンネル】音響展示(立石従寛)
【小野津神宮公民館】インスタレーション(八木夕菜)
【塩道の喜界島サンゴ礁科学研究所】(2か所)①化学実験装置を用いた視覚芸術など作品展示(山崎敦子)②写真展など(地球研・重定菜子)
【浦原のテーバルバンタ】マイクロアトールの設置・展示(喜界島サンゴ礁研究所)


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