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牛肉不適正表示の水迫畜産 鹿児島県とふるさと納税返礼品採用の6市が立ち入り 寄付者への補償は議論せず
観光・グルメ 南日本新聞

牛肉不適正表示の水迫畜産 鹿児島県とふるさと納税返礼品採用の6市が立ち入り 寄付者への補償は議論せず

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 指宿市の水迫畜産(水迫栄治社長)の牛肉不適正表示問題で、同社商品をふるさと納税の返礼品に採用していた県内6市と県は24日、鹿児島市の同社加工施設に立ち入り調査した。同社が10日、国に提出した再発防止策などを盛り込んだ報告書を基に、水迫社長や従業員から説明を受けた。

 鹿児島、指宿、南九州、姶良、鹿屋、枕崎6市と県から計14人が約2時間半調査した。同問題では、水迫畜産が2023年から約1年間、牛種や原産地、個体識別番号を不適正表示し、農林水産省が3月に是正指示・勧告を出した。不適正表示の商品の大半は、ふるさと納税の返礼品だった。

 南九州市や県によると、同社が今年3〜4月に実施した自主点検で、16点の不適正表示が見つかったこともあり、農水省指摘の期間以降の作業工程なども聞き取った。ふるさと納税寄付者への補償についての議論はなかった。同市商工観光課の中原英晴課長(54)は「報告書を精査し必要があれば再度聞き取りをする。寄付者への対応は、他の自治体と足並みをそろえながら検討したい」と話した。

 県の立ち入りは2回目。県によると、21日は不適正表示に関してで、今回はふるさと納税の委託関係に基づく調査。24日の定例会見で、塩田康一知事は「(立ち入りの)内容を精査し、引き続き必要に応じて説明を聞いていく」と述べた。