多彩な演目、はつらつ披露 11クラブ130人にぎやかに 奄美市老ク連フェス 鹿児島県
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2026年度奄美市老人クラブ連合会フェスティバルが10日、鹿児島県奄美市名瀬の奄美川商ホールであった。11クラブ約130人の会員が集結し、歌や踊り、日本舞踊などの多彩な演目を元気に楽しんだ。名瀬、笠利、住用の3地区の老人クラブでつくる同連合会(俵久子会長、会員3385人)が主催。フェスは、地域性ある豊かな発表を通して、生きがいをつくり親睦を深めようと5回目。今年は「わくわく元気!明日をつくる老人クラブ~仲間への呼び掛け」をテーマに、300人を超える仲間らが会場に訪れた。
俵会長は「人生100年時代。地域のつながりの輪を次世代にもつないでいこう」とあいさつ。安田壮平奄美市長は「創意工夫の演目。年齢に関係なく挑戦する姿に敬意を表したい」と激励した。
ステージはオープニングの後、仲勝和光平成クラブの創作舞踊「春の海」を皮切りに、小宿大浜会の踊り「東京ブギウギ」、浦上若返り会のレクダンス「ずんどこ節」など、特色豊かな演目が次々に披露された。笠利町の楽しい仲間による舞踊「めざせモスクワ」では、観客らも若かりし頃に戻ったように一緒にディスコサウンドににぎわった。
大トリは今大会最高齢の重田多美子さん(99)による日本舞踊「もう一度逢いたい」が花を添えた。最後は会場を巻き込んで六調を踊り、会員の末永い健康と長寿を願った。
衣裳を手作りし、幻想的な創作舞踊の骨組みを考えたという仲勝和光平成クラブの屋田匡代さん(84)は、「バイオリン版『春の海』を舞台曲に、妖精が舞うような世界観を表現したかった。みんな失敗を恐れず力を合わせて踊れていた」と笑顔。アカショウビン役を演じたという同会の中山芳一会長は「〝それぞれができることを〟というのが我が会の方針。みんな楽しそうだったのが何よりだ」と満足そうに話した。
大トリを飾ったのは来年1月1日に100歳を迎える重田多美子さん(99)だった。100歳とは思えぬ立ち姿で観客を魅了した重田さんは「多くの人に元気をもらった。今度は110歳まで踊りたい」と笑顔だった。
ステージでは、娘の作まゆみさん(71)と登場し、演目「もう一度逢いたい」を披露。作さんの歌声に合わせて、ハリのある所作で踊りを舞った。
幼少期に学んだ踊りは一端やめていたという重田さんは、公務員定年後に再開した。現在は日本舞踊・仙田流の師範を務める腕前。島には弟子も抱えるという。
日本舞踊の良さについて重田さんは「姿勢も良くなり、踊りを覚えるのに頭も使う」と述べ、踊りのコツについては「歌や曲の世界観に入り切ることが大事」と指摘。俵会長から贈られた100歳を祝う花束を手に「日本舞踊をやっていると多くの出会いもある。力の続く限り続けたい」と喜んでいた。
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