鹿児島県・奄美大島でファムトリップ 新たな旅行商品造成へ 東京都など主催、約50人参加
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東京都と公益財団法人東京観光財団が主催するファムトリップ(招待ツアー)「世界自然遺産を訪れる旅行商品の造成等に向けた現地交流会」が5日から3泊4日の日程で、鹿児島県・奄美大島各地で行われた。旅行業者10社のほか世界自然遺産地域のある自治体の担当者など約50人が参加。ナイトツアーやトレッキング、食や文化の交流会を通して、奄美大島の観光価値を掘り下げた。交流会事業は2019年に始まり、登録地との連携と現地の観光事業者等とのネットワークづくりなどを目的に、商談会なども行われてきた。登録地での開催を継続しており、24年には徳之島や沖縄県北部でも開催された。
一行は5~7日、エコツアーガイドの案内で、アマミノクロウサギナイトツアー(奄美市住用町三太郎峠)、金作原(奄美市名瀬)や湯湾岳トレッキング(大和村側)などを体験。夜は、シマ唄ライブ鑑賞や八月踊り体験などを行った。
8日は、奄美市名瀬のアマホームPLAZA(市民交流センター)で意見交換会が行われた。初めに基調講演があり、東京都の秋川渓谷エリアを拠点に自然体験企画などを運営している㈱東京裏山ワンダーランドの神野賢二代表が、奄美大島でしか提供できない「代替不可能性」や、スケジュールにあえて余裕を作る「意味のある余白」をテーマにワークショップが行われた。
参加者からは「奄美は魅力がいっぱい。自然をゆったり感じられる時間を作ることで商品(ツアー)の満足度が上がる可能性が高い」といった報告が聞かれた。
フリープランでのツアー提供が多いというバイヤーは「八月踊りを経験し衝撃だった。現在のプランに組み込むと考えると、どの程度の人数で催行できるかなど現地との調整が必要だが、商談会で交渉してみたい」と話した。
都の深田健志観光政策担当課長は「インバウンド客には、小笠原だけをPRしても発信力が弱い。自然遺産地域全体を一体としてアピールしていくことが必要。奄美大島の風土や人の温かさは魅力的と感じた。もっと広く知ってもらいたい」と語った。
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