桜島フェリー2027年7月に値上げの方針 大人250円→400円子ども130円→200円 値上げ幅過去最大
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市民の足としてだけでなく、観光を支える交通機関でもある桜島フェリー。再び値上げとなるかもしれません。フェリーの事業計画についての審議会が29日開かれ、現在250円の大人運賃を来年7月から400円に引き上げることなどが話し合われました。29日に開かれた船舶事業経営審議会。桜島フェリーの運賃値上げなどを盛り込んだ諮問書が、鹿児島市船舶局から提出されました。
(鹿児島市船舶局・橋口訓彦局長)
「運賃・料金制度の改定を予定している。つきましてはこの内容についての審議をお願いする。よろしくお願いします」
利用者の減少や燃料費高騰などのあおりを受け、2015年度から赤字が続いている桜島フェリー。
鹿児島市は2025年10月から深夜の運航を廃止するなど対策を講じてきましたが、赤字解消のめどは立たず、値上げに踏み切る方針です。大人の運賃を250円から400円に。子どもは130円から200円に上げる予定です。
2014年以降の桜島フェリーの運賃の推移を示したグラフです。2014年4月の時点では大人の運賃は160円、子どもは80円でした。しかしその後、2019年、2024年と5年刻みで値上げを実施。いずれも数十円単位での値上げとなっていました。しかし、今回の計画は2024年から3年となる2027年7月に実施予定とこれまでよりも短い間隔で値上げが予定されていて、金額についても大人は150円、子どもは70円と過去最大の値上げ幅となる見込みです。
今回の運賃値上げでは、2億円あまりの増収が見込まれているといいます。利用客はどのように受け止めているのでしょうか。
(東京からの観光客)
「(250円でも)だいぶ安いとは思っていたので、400円くらいだったら…。観光客としての意見はそうだが、日常的に利用するのであれば400円はちょっと高い」
一方、地元の人は。
(地元の利用客)
「大変だと思う、何事も値上がりばかりで」
(地元の利用客)
「これ以上値上げされると通勤にも支障が出るし、本当に困る。仕事が休みの時は鹿児島市内に買い物に行ったり実家に帰ったりする時も使うが、大変困る。正直厳しい」
一方、地域住民への配慮として車両運賃のほか敬老パスや友愛パスでの支払いなどについては金額を据え置く方針です。
(鹿児島市船舶局・橋口訓彦局長)
「前回の運賃改定からあまり間を置かない改定となり、皆様にはご迷惑をおかけする形になるが、桜島フェリーの持続的な経営のためにはやむを得ないことと思っているので、ご理解ご協力をお願いします」
鹿児島市は審議会の答申を受けたのち2027年2月の市議会定例会に条例改正案を提出したいとしています。
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