鹿児島県 住用国保診療所が再開 及川所長「健康守る」住民「なくてはならない」
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奄美市住用国民健康保険診療所は20日、診療を再開した。午前8時40分頃再開式があり、市職員から花束を受け取った新所長の及川賢輔さん(58)は「本日からリニューアル開業します。以前と同様、またそれ以上に住用町の皆さんの健康を守っていく」と力強くあいさつした。同診療所は、前所長の野﨑義弘さん(64)の退任に伴い3月20日から休診していた。後任の及川所長を迎え、看護師2人、医療事務2人、一般事務1人の計5人体制で、1か月ぶりに診療を再開した。
近くに住む、奈良昇さん(72)は「妻の両親(故人)の晩年も世話になり、現在は定期的に妻の薬を処方してもらっている」とし、「市街地の病院に通院することなく、地元で診療してもらえる診療所は、地域になくてはならない存在」と再開を喜んだ。
及川さんは、北海道の旭川医科大学を卒業後、同大学院に入学、修了。大学病院や赤十字病院などで外科医や病理学医などを経て、奄美大島に移住し、2024年4月から徳洲会笠利病院の内科医として勤務。これからの医師生活で自分らしい診療をしたいと考え、新所長に就任した。及川さんは「西洋医学を中心に診療を再開し、将来的には東洋医学なども提供していきたい」とし、「外来をメインとしながら、地域の人たちとの信頼関係を築いていきたい」と語った。
診療は、月~金曜日の午前9時~正午と午後2時~同5時となっており、土日・祝日は休診となっている。