ロードキル防止へ看板設置 子どもたちの言葉で呼び掛け 徳之島虹の会
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「世界遺産 人とウサギが 生きる道」―。NPO法人徳之島虹の会(政武文理事長)は18日、鹿児島県徳之島北部の道路沿いで、国の特別天然記念物アマミノクロウサギなどのロードキル(交通事故死)防止に向けた標語看板の設置作業を行った。標語はクロウサギをはじめとする希少野生動物の交通事故防止を目的に、島内の小中学生から募集。ドライバーや、島民にロードキルを広く知ってもらおうと、子どもたちの言葉で呼び掛けている。今回の取り組みを受けて、島内の小中学校20校の455人から878点の応募があり、「世界遺産 人とウサギが 生きる道」(亀徳小6年、住田幸音さん)や「クロウサギ ゆいの心で 守りぬく」(岡前小2年、城衣寿乃さん)など20点を優秀作品に選び看板にした。
18日は天城町与名間の県道沿いを皮切りに、島北部を中心としたクロウサギの事故多発地帯に次々と設置した。
虹の会の美延睦美事務局長(63)は「ロードキルが起きているということを、ドライバーの方だけでなく住民の皆さんにも知ってもらうことが大切だと思う。思ったより応募が多く、子どもたちの意識も高まっていると感じる。優秀作品を選ぶのが大変でうれしい悲鳴だった」と話した。
環境省によると、2025年に徳之島で発生した野生動物のロードキル件数は、アマミノクロウサギ28件、ケナガネズミ5件。奄美大島ではアマミノクロウサギが過去最多の157件に達した。