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「景観計画」策定委員会開催 高層ホテル進出に一定歯止め 鹿児島県龍郷町
政治 奄美新聞 👁 1

「景観計画」策定委員会開催 高層ホテル進出に一定歯止め 鹿児島県龍郷町

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 鹿児島県龍郷町は2027年3月策定を目指す「町景観計画」の内容を協議する同策定委員会(委員長・小山雄資(こやま・ゆうすけ、委員12人)鹿児島大学理工学研究科准教授)の初会合を7日、役場会議室で開いた。町議、商工会会長、集落代表ら委員10人が出席。計画の現況や方針についての説明を受け、意見交換した。今後、27年1月までに月1回ペースで会合(全4回)を行い、同年3月計画策定、町議会6月定例会での条例制定を目指す。

 景観計画(条例)とは、自治体が地域の自然や歴史的な街並みを守るために独自に定めるルール。自然や歴史に培われた景観が、開発行為などで棄損されないよう建物の高さ制限などを定めることが多い。高層ホテルの進出などに一定の歯止めをかけることにつながる。

 会合にあたり小山委員長は「景観計画は、魅力ある地域づくりの手段となる。(高さ制限という数値のみにこだわらず)地域の特性に合わせ策定したい」とあいさつ。

 現況景観調査を手掛けた㈱パスコ(PASCO)の担当者が、昨年11月に実施したアンケートなどを基に住民の意向や地域ごとの傾向を説明した。同社は奄美市の計画策定(22年)にも関わっており、同市3地区(名瀬・笠利・住用)と特別景観区域(マリンタウン地区など)の規制の違いも説明した。

 意見交換では、計画や条例による効力に疑問を呈する声もあったが、事務局は「景観形成基準」(景観形成に関する行為の制限事項)として盛り込むことで実務的に担保されると答えた。

 次回会合では、景観形成基準案などを提示、重点区域(想定は荒波、内場、赤徳)についての考え方が示される。来年1月の最終会合で計画素案、条例案を決める。条例制定は、6月定例会を見込む。