鹿児島県 徳之島保健所管内突出 インフル定点報告数 注意報基準値上回る16・17人 「沖縄流行と関係可能性」
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県は3日、県内感染症情報第35週報(8月24~30日)を発表した。インフルエンザの報告数は132人で、前週より42人多く、1医療機関当たりの患者数を示す定点当たり報告数は2・23人。保健所別では徳之島管内の県内最多が続いており、定点当たり16・17人は突出、流行発生注意報の基準値(10・0人)を上回っている。県内インフル報告数の年齢別では、40~49歳(20人)、50~59歳(14人)、20~29歳(13人)の順。保健所別の定点当たり報告数は、突出している徳之島に続くのは、川薩(3・33人)、名瀬(1・20人)の順に多い。
奄美の2保健所を前週比でみた場合、名瀬の報告数は4人増の6人、定点当たり0・80人増の1・20人、徳之島は報告数21人増の97人、定点当たりは3・50人の増。この徳之島の増について大島支庁保健福祉環境部の相星壮吾部長(名瀬・徳之島保健所所長)は「通常は10月中旬以降だが、流行開始が早い。徳之島保健所管内では与論島、徳之島で多く、沖縄の流行と関係がある可能性がある。これから迎える冬の本格的な流行の規模が大きくなることも考えられ、予防注射をお勧めしたい」と語った。沖縄県の発表(第35週)によると、同県全体の報告数は374人で、定点当たり報告数は8・80人。前週の4・43人から倍に増えている。保健所別の最高は14・42人(南部)。基幹定点医療機関(県内7か所)からのインフルによる入院患者報告は21人。
インフルの感染経路は、感染した人の咳(せき)やくしゃみ等のしぶき(飛まつ)を吸い込むことによる飛まつ感染や、患者と接触したり、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる接触感染が知られている。感染対策として、感染症情報では▽外出後の手洗い▽適度な湿度の保持▽十分な休養とバランスのとれた栄養摂取▽人混みや繁華街への外出を控える▽こまめに換気――などが有効としている。