伝統校復活へ前進 鹿児島商のエースが地元での開幕戦で完封 バッテリーを指導するのは元ソフトバンク左腕【九州高校野球】
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◆第158回九州地区高校野球1回戦 鹿児島商3―0佐賀商(18日、平和リース球場)地元開催の開幕戦というプレッシャーをはねのけ、鹿児島商のエース福元隆綺(りゅうき、3年)が8安打を許しながら完封で開幕勝利を飾った。
「真っすぐが良かったので決め球は真っすぐで攻めました。自信を持って投げられた」と福元はうなずく。5回までは毎回走者を得点圏へ進められたがエースは冷静に投げ続けた。「1死から犠打で送られることも多かったけど、アウトが一つ増えて2アウトになるから、あと1人でチェンジだと思って投げました」。
後半の6回からは無安打で抑えてきた。9回連打で無死一、二塁のピンチとされながらも後続を凡打に抑え無失点でしのいだ。塗木哲哉監督は「キャッチャーのリードが良かった。相手打者が引っ張ろうとしてきたところを浮かせたり、うまく使いながらバッテリーで攻めていた」と捕手の今井蓮(3年)を評価する。
バッテリーコーチを務めるのはダイエー、ソフトバンクで活躍した左腕の小椋真介さんだ。今井は小椋コーチから配球の指導を受けてきた。「練習試合では1イニングごとに教えてもらっています。小椋さんならどう投げますか、と質問することもあります。最近はだいぶ配球に自信が持てるようになってきました」と今井は言う。「打者の様子をしっかり見られるし、ベンチの意図もすごくよくわかってやってくれている」と塗木監督は今井のリードに信頼を寄せている。
長崎国際大で大学生の指導をしてきた小椋さんは鹿児島商で指導をして4年目。非常勤講師を務めながら野球部を指導。「高校生は大学生を教えるよりも難しい。でも選手たちには笑顔で楽しく教えています」と高校生に接している。
佐賀商との公立伝統校対決を制し、準々決勝も大崎(長崎)との公立同士の対戦となる。2009年以来の九州大会での勝利を挙げ、次は4強入りして選抜大会出場につなげた2006年秋以来の4強を懸けた戦いだ。春12度、夏13度の甲子園出場経験がある伝統校が、復活を目指し一歩ずつ前進していく。(前田泰子)
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◆第158回九州地区高校野球1回戦 鹿児島商3―0佐賀商(18日、平和リース球場)
地元開催の開幕戦というプレッシャーをはねのけ、鹿児島商のエース福元隆綺(りゅうき、3年)が8安打を許しながら完封で開幕勝利を飾った。
「真っすぐが良かったので決め球は真っすぐで攻めました。自信を持って投げられた」と福元はうなずく。5回までは毎回走者を得点圏へ進められたがエースは冷静に投げ続けた。「1死から犠打で送られることも多かったけど、アウトが一つ増えて2アウトになるから、あと1人でチェンジだと思って投げました」。
後半の6回からは無安打で抑えてきた。9回連打で無死一、二塁のピンチとされながらも後続を凡打に抑え無失点でしのいだ。塗木哲哉監督は「キャッチャーのリードが良かった。相手打者が引っ張ろうとしてきたところを浮かせたり、うまく使いながらバッテリーで攻めていた」と捕手の今井蓮(3年)を評価する。
バッテリーコーチを務めるのはダイエー、ソフトバンクで活躍した左腕の小椋真介さんだ。今井は小椋コーチから配球の指導を受けてきた。「練習試合では1イニングごとに教えてもらっています。小椋さんならどう投げますか、と質問することもあります。最近はだいぶ配球に自信が持てるようになってきました」と今井は言う。「打者の様子をしっかり見られるし、ベンチの意図もすごくよくわかってやってくれている」と塗木監督は今井のリードに信頼を寄せている。
長崎国際大で大学生の指導をしてきた小椋さんは鹿児島商で指導をして4年目。非常勤講師を務めながら野球部を指導。「高校生は大学生を教えるよりも難しい。でも選手たちには笑顔で楽しく教えています」と高校生に接している。
佐賀商との公立伝統校対決を制し、準々決勝も大崎(長崎)との公立同士の対戦となる。2009年以来の九州大会での勝利を挙げ、次は4強入りして選抜大会出場につなげた2006年秋以来の4強を懸けた戦いだ。春12度、夏13度の甲子園出場経験がある伝統校が、復活を目指し一歩ずつ前進していく。(前田泰子)
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