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資材や人件費の高騰でやむなく…鹿児島市が花壇68カ所のうち22カ所廃止、8カ所縮小 植栽物も、手間のかからない宿根草に
総合 南日本新聞 👁 1

資材や人件費の高騰でやむなく…鹿児島市が花壇68カ所のうち22カ所廃止、8カ所縮小 植栽物も、手間のかからない宿根草に

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 街角に潤いを与えてきた花壇の数が減っている。鹿児島市は2025年度、管理する68カ所のうち22カ所を廃止し8カ所を縮小した。資材や人件費の高騰でかさんでいる維持管理費を抑制することが目的。植栽物も、手間のかからない宿根草に代えるなど簡素化が進んでいる。

 同市天保山町の国道225号と市道が交わる天保山交差点で25年6月、六つあった花壇のうち四つが黄色い防草砂で埋め固められた。国道沿いと合わせて市が花壇を整備し長年、四季折々の花で市民の目を楽しませてきたが、国に一部を返すことにした。残す市道部分は宿根草のアガパンサスに植え替え、かつての華やかさはなくなった。

 市公園緑化課によると、花壇の維持管理費は年間約7500万円(24年度決算)に上る。予算が限られる中で、年間3~4回だった植え替えを減らすなどやりくりし、25年度は市内周辺部を中心に花壇の廃止・縮小に踏み切った。

 一方で、市街地中心部は重点的に整備し景観形成に役立てる方針だ。鹿児島中央駅前や、いづろ交差点で19年度からフラワー・パートナー事業を導入。花壇やプランター維持管理の協賛金を募り、年間100万円前後の収入を得ている。

 26年度は花壇を廃止する予定はない。同課は「廃止は苦しい決断。限られた予算で、効果的な整備に努めている」としている。