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知名中と和泊中 ブレザー型の制服導入 SDGsや多様性重視 沖永良部高と同じデザイン 鹿児島県
総合 奄美新聞

知名中と和泊中 ブレザー型の制服導入 SDGsや多様性重視 沖永良部高と同じデザイン 鹿児島県

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 【鹿児島県・沖永良部】知名町立知名中学校と和泊町立和泊中学校は今年度から、従来の詰め襟の学ランとセーラー服に加え、ブレザー型の制服を導入した。多様性やSDGsを意識した取り組みで、沖永良部高校の制服と同じデザインを採用した。

 知名中では、ブレザー型の導入について、学校と保護者で数年前から協議を重ねてきた。3年間の移行期間を設け、2029年度に完全移行する。

 和泊中では、昨年、生徒から多様性に配慮した制服に変更してほしいという意見が出たことをきっかけに決定した。移行期間はなく、従来の制服とブレザー型の両方を選べる。

 デザインは、両中学校ともに沖高と同じ、紺色のブレザーにグレーのスラックスとスカートを採用し、女子はスラックスかスカートの選択が可能となっている。ただし、和泊中は、沖高と似たデザインの制服であれば着用可とした。

 沖高においては、19年度から機能性を重視した制服に変更している。

 9日、知名中の入学式があり、新入生35人のうち14人がブレザー型の制服を着用して式に臨んだ。従来の制服を選んだ生徒の保護者は「娘が双子なので2着必要。中学生になると、部活の遠征費など経費がかかるので、卒業生の保護者にお願いして制服を譲ってもらった」「3月に中学校を卒業した姉のおさがり。これまで頑張って来た姉の制服を着てもらいたかった」と話した。ブレザー型を購入した保護者は「高校まで着ることができるし、妹もいるので長い間使える」とした。

 新入生らは、緊張した表情で会場に入り、1人ずつ名前を呼ばれると元気に返事した。式辞を述べた福永修一校長は「何事にも精いっぱい取り組むことで周りの人に感動を与え、自分に自信を持つことができる」と激励。

 新入生代表の元栄優菜さんは「たくさんの友達をつくり、充実した学校生活を送りたい」と述べた。

 ブレザー型の制服の導入については、知名町立田皆中学校が今年度から検討を開始し、和泊町立城ケ丘中学校では昨年度から保護者との協議が進んでいる。