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今年も開花、来月見頃 名瀬大熊・街路樹着生のコチョウラン 元町内会長中心になり手入れ 鹿児島県奄美市
総合 奄美新聞 👁 1

今年も開花、来月見頃 名瀬大熊・街路樹着生のコチョウラン 元町内会長中心になり手入れ 鹿児島県奄美市

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 新年度に入り気温の上昇とともに奄美の山野の新緑は輝きを増しているが、優雅な花が咲くことで通りが一気に華やぐ地域がある。鹿児島県奄美市名瀬の大熊地区だ。街路樹に着生したコチョウランが住民の手入れによって今年も咲き始め、来月には見頃を迎える。

 2018年、大熊出身の㈱ビッグツー・藤茂喜会長が提供したもの。当時、町内会長だった重田茂之さん(77)が株を受け取り、地区内の通りなどに街路樹として植樹された約200本のリュウキュウコクタン(沖縄のサンシンの棹や床柱などに使用の硬質木材)に着生させた。

 620株は現在も550株が残る。重田さんは「風が強いと折れてしまうことから午前中、テープを巻いたばかり。栄養剤の散布も行っている」と語る。こうした手入れにより今年も開花。「まだぽつぽつと咲き始めたばかり。これからが見頃。これまで一人で手入れしてきたが、昨年から応援隊が発足し、それぞれの持ち場を決めて一緒に作業をしてくれている」と重田さん。

 コチョウランの花の色は白色のほか、ピンクも。大熊地区は都市計画で道路が整然となり見晴らしがよく、宅地も造成され多くの戸建て住宅が並ぶ。また、陸上自衛隊奄美駐屯地に勤務する隊員や家族用の官舎も建つ。活気があり、人の出入りや通行する車両も多い中、コチョウランの開花によって通りは華やかに彩られる。