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「Payどん」運賃支払いも 金融機関と交通事業者基本合意 鹿児島
総合 朝日新聞

「Payどん」運賃支払いも 金融機関と交通事業者基本合意 鹿児島

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 鹿児島県内の4金融機関が共同運営しているキャッシュレス決済アプリ「Payどん」で、バスや鹿児島市電の支払いも――。鹿児島銀行などが8月21日、県内の交通事業者との間での決済機能の開発、運用で基本合意を結び、発表した。

 基本合意したのは鹿児島銀行のほか南日本銀行、鹿児島相互信用金庫、鹿児島信用金庫の金融機関と、鹿児島交通(いわさきコーポレーション)、南国交通、鹿児島市交通局の交通事業者。この3者が運営する路線バス、市電の運賃をPayどんで支払えるようにする。今年10月下旬から使えるようにする予定。

 Payどんでは、約2万8千の加盟店で買い物や食事をした際、専用アプリをダウンロードしたスマートフォンを操作して銀行口座からや、電子マネーで費用を支払う。支払金額に応じてポイントがたまる。

 2次元コード決済は、「PayPay(ペイペイ)」などIT大手が先行して決済額も大きい。地方金融機関の決済アプリが伸び悩む中、Payどんは2025年度の決済額が105億円に達し、全国最大規模という。

 交通機関でもキャッシュレス決済が進むが、事業者にとっては導入の際に機器などの費用がかかる。2次元コード決済は交通系ICカードに比べて初期投資が安く済むメリットがあるという。

 この日の記者会見で南国交通の岩切俊一社長は「乗降時間が短縮され、定時運行に効果があると期待している」と話した。鹿児島銀行の碇山浩美頭取は現在、約20万人のアプリ登録者数について「交通系決済の追加で今年度の目標23万人を達成したい」と述べた。(宮田富士男)