カゴミル 鹿児島の今のニュースを、まとめて。

← 一覧
黒糖焼酎の魅力発信 「推し蔵アンバサダー」が交流会 奄美大島
イベント 南海日日新聞 👁 4

黒糖焼酎の魅力発信 「推し蔵アンバサダー」が交流会 奄美大島

📰 全文
 奄美黒糖焼酎の魅力を伝える「推し蔵アンバサダー」が集う、修了記念交流会が11日、鹿児島県奄美市名瀬の飲食店であった。5カ月間、全国各地でさまざまなPR活動を展開したアンバサダー13人が来島。総勢4万人以上へ黒糖焼酎に関する情報を広めた成果を振り返った。

 同事業は黒糖焼酎を愛するファンと酒蔵をつなぎ、交流を通じて焼酎の魅力を全国に発信するプロジェクト。奄美大島との2地域居住をあっせんする合同会社「KAZAMI」(奄美市名瀬)が募ったアンバサダー計34人が2025年11月から26年3月まで黒糖焼酎のPRに協力した。

 アンバサダーらは島内外でのイベント開催、SNS(インターネット交流サイト)や動画配信サイトでの発信など、さまざまな手法で奄美の黒糖焼酎のPRを展開した。同社のまとめによると、活動によって情報を届けた人数は4万1855人以上、活動で飲まれた焼酎は6680杯以上。PRの結果、黒糖焼酎を導入した店舗は57店舗に上ったという。

 11日は来島したアンバサダーらを招いた蔵元6社の見学会もあった。修了記念交流会ではアンバサダーらが5カ月間の活動を振り返るとともに、お気に入りの銘柄を傾けながら、それぞれの焼酎愛について語り合った。

 黒糖焼酎を6店舗に導入する成果を挙げたミュージシャンのSOAさん(35)=大阪府=は「焼酎を通じて奄美の文化や歴史をさらに知る機会になった。月1回、演奏に合わせた試飲イベントをしているので、今後も黒糖焼酎や奄美の魅力を多くの人に伝えたい」と意欲を語った。

 西平酒造(奄美市名瀬)の代表取締役で杜氏(とうじ)を務める西平せれなさんは「私たち造る側とは違う視点から貴重な意見や助言をいただけた。黒糖焼酎を愛して行動してくれる人がこれだけ多くいることが何より励みになった」と感謝を述べた。

 KAZAMI代表の矢吹飛鳥さんは「手探りで始めたプロジェクトだが、想像以上の効果。今後の波及を考えると数字以上の影響が期待できる」と手応えを示し、「今回の経験を生かしアンバサダーの活動範囲を国内外に広げていきたい」と展望を語った。