鹿児島放送「お天気がかり」の浅川さん、気象防災アドバイザーに
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KKB鹿児島放送でお天気コーナーを担当する気象予報士の浅川かがりさんが、国土交通相から「気象防災アドバイザー」を委嘱された。約8カ月の研修で災害と防災の知見を身につけ、地域の防災対応により役立てるようになった。気象キャスターが委嘱されたのは鹿児島県内では初めて。気象庁によると、気象防災アドバイザーは、避難判断や災害対応のスキルを習得した気象予報士を「防災の知見を兼ね備えた気象の専門家」と認め、住民が的確な避難行動をとれるように貢献してもらう制度で、2020年から本格導入を始めた。25年10月時点で全国に380人いるが認知度がまだ低く、県内では自衛隊出身者ら4人だけ。25年度は全国で研修の枠を大幅に増やし、県内では自治体職員や大学職員など6人が4月1日付で新たに委嘱された。その中の1人が浅川さんだ。
浅川さんは東京都出身。航空会社の客室乗務員だった02年に気象予報士になり、ウェザーニューズ社に転職。北海道や大分のテレビ局や各地のラジオ放送などで気象キャスターの経験を積み、22年7月に鹿児島に赴任した。夕方ニュースで担当する「浅川かがりのお天気がかり」は、軽快なトークとわかりやすい予報解説で親しまれている。
アドバイザーをめざしたのは、鹿児島に来て災害の多さを痛感したから。放送の後、深夜まで職場に残って避難判断の訓練プログラムや避難時の模擬会見のオンライン演習などに取り組み、最後は鹿児島地方気象台の職員らを前に実在する地域の災害リスクなどを解説する実習をクリアした。
南北600キロの鹿児島県は地域ごとに気象の特性が異なり、複数の県の予報を一度に受け持つような難しさがあるという。浅川さんは「今回学んだ防災の視点を予報業務に採り入れ、地域の危険度をより具体的に伝えたい。テレビや講演会で平時からもっと防災のことを発信していきたい」と話している。(安田朋起)
KKB鹿児島放送でお天気コーナーを担当する気象予報士の浅川かがりさんが、国土交通相から「気象防災アドバイザー」を委嘱された。約8カ月の研修で災害と防災の知見を身につけ、地域の防災対応により役立てるようになった。気象キャスターが委嘱されたのは鹿児島県内では初めて。
気象庁によると、気象防災アドバイザーは、避難判断や災害対応のスキルを習得した気象予報士を「防災の知見を兼ね備えた気象の専門家」と認め、住民が的確な避難行動をとれるように貢献してもらう制度で、2020年から本格導入を始めた。25年10月時点で全国に380人いるが認知度がまだ低く、県内では自衛隊出身者ら4人だけ。25年度は全国で研修の枠を大幅に増やし、県内では自治体職員や大学職員など6人が4月1日付で新たに委嘱された。その中の1人が浅川さんだ。
浅川さんは東京都出身。航空会社の客室乗務員だった02年に気象予報士になり、ウェザーニューズ社に転職。北海道や大分のテレビ局や各地のラジオ放送などで気象キャスターの経験を積み、22年7月に鹿児島に赴任した。夕方ニュースで担当する「浅川かがりのお天気がかり」は、軽快なトークとわかりやすい予報解説で親しまれている。
アドバイザーをめざしたのは、鹿児島に来て災害の多さを痛感したから。放送の後、深夜まで職場に残って避難判断の訓練プログラムや避難時の模擬会見のオンライン演習などに取り組み、最後は鹿児島地方気象台の職員らを前に実在する地域の災害リスクなどを解説する実習をクリアした。
南北600キロの鹿児島県は地域ごとに気象の特性が異なり、複数の県の予報を一度に受け持つような難しさがあるという。浅川さんは「今回学んだ防災の視点を予報業務に採り入れ、地域の危険度をより具体的に伝えたい。テレビや講演会で平時からもっと防災のことを発信していきたい」と話している。(安田朋起)