鹿児島の夏といえば「おぎおんさぁ」 7月3、4日に宵祭、5日に本祭――酷暑の影響で2週間前倒し…400年続く悪疫退散・商売繁盛の祈願 「涼しい夏風のもと楽しく」
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鹿児島の夏の風物詩「おぎおんさぁ」の宵祭が7月3、4日、本祭が5日に鹿児島市天文館の電車通り一帯で開かれる。江戸時代から400年以上続くといわれ、悪疫退散、商売繁盛を祈願する。近年続く酷暑の影響で、例年より2週間前倒しして開催する。関係者は「日程は変更したが、それ以外は例年通り。格式ある伝統を変わらず継承していきたい」と意気込む。昨年まで日中に行っていた本祭のご神幸行列は、暑さが和らぐ午後5時半に始まる。約2500人が参加し、アイムビル前を出発。大鉾(ほこ)、祇園傘、稚児花籠、大人みこしや子どもみこしが歩行者天国の約2.5キロを練り歩く。午後7時45分に終わる予定。冷房車や救護所、給水所を設け、熱中症対策にも力を入れる。
6月27日にあったプレイベントの「ふれ神輿」では、三番みこし(天文館商店街振興組合連合会)が天文館一帯を回り、祭りの機運を高めた。担ぎ手の當内拓海さん(29)=鹿児島市田上台2丁目=は「観光やインバウンド客がみこしに興味を持ち、写真を撮ったり話しかけたりしてくれた。本祭を前にPRできた」と汗を拭った。
26日の商工祈願祭では、関係者や担ぎ手らが祭りの成功を祈った。津曲貞利実行委員長は「涼しい夏風のもと、楽しくにぎやかに担いでもらいたい。終了後の夜は、天文館の街を楽しんでほしい」と話した。
7月3、4日の宵祭はメイン会場のウオーターフロントパークと、センテラススクエアや八坂神社など八つのサテライト会場である。ステージイベントやみこしの展示、150基のスカイランタンを浮かべ夜空を彩るイベントも初めて行う。キッチンカーなどの飲食ブースも出展する。