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瀬戸内産地協 パッション果実分析検討会 糖度最高は18・3度 鹿児島県
自然・火山 奄美新聞 👁 1

瀬戸内産地協 パッション果実分析検討会 糖度最高は18・3度 鹿児島県

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 瀬戸内パッションブランド産地協議会(山下重之会長)は25日、皇室献上品として知られ、町の重点振興品目となっているパッションフルーツの果実分析検討会を鹿児島県瀬戸内町古仁屋のせとうち物産館で行った。生産農家18戸が出品した果実(L、2Lサイズ)18点の内容品質(糖度、酸度)を分析。品種はルビースターで、平均値は糖度17・8度、酸度2・41%となり、平均糖度は前期(18・1度)よりやや低下したもの、最高は18度を超えた。

 同町のパッションは今月上旬から収穫に入っているが、分析検討会は高品質果実の生産に向けた取り組み。町内生産者の技術向上やブランドの知名度向上、販路拡大を目指し、2010年から毎年6月に開催している、今回は町内生産者8人、県と町の担当者3人の計11人が参加して果実の糖度、酸度を調べた。

 分析結果によると、糖度の最高は18・3度、酸度は最高3・33%、最低1・54%。これまで4年連続で平均値でも糖度は18度を超え、最高になると前期は19・2度と19度も超えた。低下したことについて町農林課の担当者は収穫期の曇天や台風の強風でビニールが破損しハウス内の果実が風雨にさらされるなど気象面の影響により「光合成があまり進まなかった」を挙げる。酸の方はやや高めという。

 山下会長(69)は「収穫は7月下旬頃まで続く。台風6号の影響は栽培地によって異なるが、全体の1割程度。自分の所(嘉鉄地区)はほとんど被害が出ていない。品質は回復しており、今期も高品質のおいしい瀬戸内町産パッションを消費者の皆さんに届けることができる。乳酸菌の取り入れなど土壌改良も進めており、品質がいい作物づくりへ工夫していきたい」と語った。

 同課によると、今期の栽培面積は約2・8㌶(前年比0・2㌶増)、30戸(同2戸増)の生産農家が取り組んでおり、生産量は前年を4㌧上回る約37㌧、生産額は約4700万円を見込む。同協議会の「瀬戸内パッション」は19年にパッションフルーツでは初めて、かごしまブランド認定を受けた。