金賞に盛さん(笠利) 奄美市でパッションフルーツ品評会 3地区から13点出品
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2026年度奄美市施設パッションフルーツ品評会は16日、鹿児島県同市名瀬の県農業開発総合センター大島支場であった。市内3地区から13点(名瀬4、笠利7、住用2)の出品があり、盛昭男さん(68)=笠利=が金賞に輝いた。品評会は、生産振興や栽培技術向上などが目的。対象品種は収穫後3日以内のルビースターで、規格は80~100グラム。県やJAの担当職員ら5人が、果皮の着色や傷、玉ぞろいなど項目に沿って果実をチェックした。糖度は平均16・87度(最高17・70度)、酸度は平均1・69%だった。
奄美市農林水産課によると、今年度産の開花時期・着果量は平年並み程度。台風6号襲来で多くの生産者がハウスを守るためにビニールを外す対策を取ったことから、収穫前の果実が被害を受けた。生産量は当初の70トンから10トン減収する見込み。
審査委員長を務めた福田健県農業開発総合センター大島支場長は「糖度と酸度のバランスが良く、食べやすい果実に仕上がっている。外観にも大きな差はなく、生産者の栽培管理技術の向上を感じられた」などと講評した。
盛さんの金賞受賞は18年以来8年ぶり2回目。「ハウスの面積は10アールで、栽培歴12年。今回の台風はハウスバンドを締めたが、6分の1はビニールが破れてしまった。受賞は大変うれしい」と喜んだ。
市内のパッションフルーツ施設栽培の25年度実績は、栽培農家59戸、栽培面積6・6アール、生産量69・2トン。研修事業修了後の新規就農者が多く、着実に面積、生産量ともに増加しているという。