米軍70人、鹿屋市周辺に6~10月宿泊…ミサイル装置「タイフォン」展開で 「ミサイルを持ち込むかは答えられない」 防衛省が地元説明
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鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地で6〜10月、日米共同訓練のため米陸軍ミサイル発射装置が一時展開する計画について、九州防衛局は29日、市の基地関係連絡協議会で説明し、米軍関係者約70人が鹿屋市など周辺の宿泊施設に滞在すると明らかにした。実際にミサイルを持ち込むかは明言しなかった。九州防衛局によると、共同訓練は6月下旬〜7月初旬と、9月に別々である。鹿屋周辺での米軍関係者の宿泊は6月から始まり、装置を在日米軍基地に撤収する10月中旬まで。外出も認められている。
同局の中辻綾太企画部長は鹿屋で訓練する理由について「十分な広さが確保され、滑走路など必要な施設、設備を備えている」と述べた。
鹿屋基地に初めて展開されるミサイル装置「タイフォン」には、射程約1600キロの巡航ミサイル「トマホーク」を搭載できる。実射訓練はしないとしたが、基地にミサイルを持ち込むかどうかやタイフォンを空輸する時期は「米軍の運用に関わり答えられない」と述べた。
協議会は市役所であり、町内会や海自鹿屋基地、警察の代表ら約30人が参加した。基地に近い横山町内会の会長(62)は「毎回、知らされる情報が限定的。将来、配備するための慣らしのようにも感じる」。今坂町内会役員(69)は「訓練が必要ない平和な世界が一番だが、今の国際情勢では訓練は必要だろう」と話した。協議会に先立ち、防衛局は市議会にも説明した。