120キロの旅を経て再会!? 鹿屋市「かのやばら園」に屋久島からアサギマダラ飛来――羽のマーキングで判明
📰 全文
「旅するチョウ」として知られるアサギマダラ約10匹が、鹿児島県鹿屋市のかのやばら園に飛来した。このうち1匹の羽にマーキングがあり、120キロ以上離れた屋久島から飛んできたことが判明した。園は2024年5月、アサギマダラが好むとされるシマフジバカマを園内の一角に植栽。初めて飛来した25年に続き、今年も今月14日に姿が確認された。
同日昼、職員が羽に「YAKU YK-1821」と書かれた個体に気付いた。公式インスタグラムで公表すると、全国の会員が飛来情報を伝え合う「アサギマダラの会」の久保田義則さん(85)=屋久島町麦生=が、3月に放った2019匹の中の1匹と分かった。久保田さんは「気温上昇による飛来時期の早まりが確認できた」と話した。
初夏の陽気に包まれた15日、園内はアサギマダラの姿を写真に収める観光客でにぎわった。屋久島町小瀬田から家族3人で訪れた山口一男さん(56)は「なじみのチョウが大隅の地で見られるとは。長旅を経て再会できたら」と期待した。