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いちき串木野市に助産学科、鹿児島県内で25年ぶり――看護師資格持つ10人が1期生…「母子と家族の健康を守れる助産師を」
政治 南日本新聞 👁 6

いちき串木野市に助産学科、鹿児島県内で25年ぶり――看護師資格持つ10人が1期生…「母子と家族の健康を守れる助産師を」

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 鹿児島県いちき串木野市の神村学園専修学校に「助産学科」が新設され、開校式が同市大里の新校舎で4月28日にあった。20~48歳の1期生10人が入学し、女性の一生を支える助産師となることを誓った。県看護協会によると、県内の助産学科新設は25年ぶりで4校目。

 助産学科は全日制1年コースで看護師の国家資格を持つ人が対象。産科医師が減る中、母子や家族を包括的に支援できる助産師育成が急務とし設置した。

 講義や実習を進めると、助産師の国家試験の受験資格が得られる。校舎は鹿児島銀行市来支店跡を改修した。

 式には中屋謙治市長らが出席。神村慎二理事長は「10人がそれぞれ思いを持って集まった。自分の夢をかなえてほしい」とあいさつ。学生代表の白石美空さん(20)は「1期生として互いを尊重し、挑戦を恐れず、確かな知識と技術を身につけて信頼される助産師になる」と述べた。

 授業は9日から始まった。校舎1階には実習室がある。自動分娩(ぶんべん)装置を備えた分娩台もあり実際の出産に近い形で実習できる。2階には教室や助産師関連の書籍1500冊超を所蔵する図書室がある。

 助産学科の中居由美子学科長は「母子と家族の健康を守れる助産師を育てたい」と話した。

 子育て中でもある新入生の中野あゆみさん(48)は「自分の子どもを産むときに助産師になりたいと思った。一生懸命勉強したい」と意気込んだ。