鹿児島県 昔遊び通じ「天城らしさ」再発見 自然と伝統文化体験館で第1回「あまぎ♡みっけ」 家族連れでにぎわう
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【徳之島】自然素材を使った昔遊びや伝統文化の体験などを通じ、子どもから大人まで楽しみながら「天城らしさ」「徳之島らしさ」に触れるイベント「あまぎ♡みっけ~あまぎの素敵を再発見~」(天城町地域づくり協議会主催)が7日、同町「あまぎ自然と伝統文化体験館『わいど~む あまぎ』」で初開催。自然素材を使った制作・体験ブースやステージ発表、島民ら出演作品のミニシネマ上映会など多彩な催しが繰り広げられ、多くの家族連れでにぎわった。会場「わいど~む あまぎ」は、ドーム型闘牛場を主体に今年5月に完成。正式名称は「自然と伝統文化体験館」だが、闘牛大会以外のイベント開催は今回が初めて。23日は町農業祭の会場としても活用される。
初イベントは、地場農林水産物など「出前マルシェ」を再開させた同協議会(豊昭仁会長、事務局・町農政課)が企画。子どもたちには楽しかったという思い出を、大人には懐かしさや新たな発見を、そして地域には新しいつながりを生み出したいとの願いを込めた。
体験コーナーの講師は、竹かごやクバ笠作り名人の政岡良治さん(93)=徳之島町花徳=ら町内外から招へい。竹笛や竹の紙てっぽう、闘牛ラッパ、ソテツ遊びなど、昔ながらの遊びや文化に触れるブースが設けられた。伝統の「ふり茶」の体験や、施設内を巡る「わいドーム・探検シリーズ第1弾!」のお散歩ツアーも人気を集めた。
会場にはお祭りムードで各種屋台も並び、隣接する水産物直売所「うおっちょ」前では町漁業集落による「お魚まつり」も同時開催。午後からのステージイベントには、地元の「the matsubara spicy goats」や「結シアター手舞」「STUDIO FLASH」のメンバーらが出演し、会場を盛り上げた。ミニシアターでは「クジラの島徳之島」「闘牛の島徳之島」「子宝の島徳之島」の3作品を連続上映して島の自然や文化、暮らしの魅力を映像で紹介した。
母親の出身地である徳之島に大阪からIターンした公務員男性(41)は、小学3年生の長女ら4人の子どもを連れて来場。「子どもたちに自然の材料を使って何かを作る体験をさせたかった」と話し、竹笛を楽しそうに鳴らす子どもたちの姿に、目を細めていた。
豊会長は「自然と伝統文化体験館として闘牛以外のイベントの第一弾。ソテツの葉で虫かごを作るなど、私も含め、今の子どもたちが知らない遊びや文化がある。今後も人が集まる機会をつくり、地域の伝統を伝えていけたら」と話していた。


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