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鹿児島県 大島地区生涯学習推進大会・広域文化祭 地域の良さ生かす 与論町で開催 シンポで代表者が発表
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鹿児島県 大島地区生涯学習推進大会・広域文化祭 地域の良さ生かす 与論町で開催 シンポで代表者が発表

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 【沖永良部】第21回大島地区生涯学習推進大会・第24回同地区広域文化祭が7日、与論町砂美地来館であった。シンポジウムでは、青少年育成や環境美化など群島内での取り組みが発表され、参加者は各地域の良さを生かした生涯学習の在り方について理解を深めた。

 大会は隔年開催で奄美群島社会教育振興会などが主催。群島内で地域活動や伝統文化の保存に関わる団体や個人などが参加した。

 大会は、島内で活動するエイサー団体「舞弦鼓」、創作太鼓の「ゆんぬ太鼓」、ダンスグループ「Level1」の3団体合同による迫力のステージで幕を開けた。

 シンポジウムでは、群島内5町村の代表者が登壇し、青少年育成や環境美化、文化・伝統芸能の継承などの実践例を発表した。

 宇検村平田(ヘダ)集落で海を軸にした環境美化活動に取り組んでいる地域おこし協力隊の芝崎瑞穂さんは、約40年ぶりに復活させた伝統行事「ハマムチ」や塩づくり体験、干潟のモニタリング調査の様子を紹介し、それらの活動を通して「集落住民が、自分たちの海に対する誇りと主体性がより一層高まった」と述べた。

 与論町文化財保護審議会の麓才良会長は、「与論十五夜踊り」と「与論城跡」が国指定文化財となるまでの歩みを振り返り、「いずれも学術的な調査やイベント事業との連携効果もあり、近年町民の関心が高まっている」と語った。

 喜界町青年連絡協議会の原田尚樹さんは、音楽フェス「サマーフェスタINスギラ」や喜界島サバニ1周プロジェクトなど、イベントを通した地域活性化の取り組みを発表。「みんなで集まり、歌い、踊り、心から笑い合えるイベントが地域を動かす原動力になる」と話した。

 徳之島町社会教育科の岩本祥也さんは、読書の推進を目的としたセカンドブック事業や早寝・早起き・朝ごはんの推進など地域ぐるみの青少年育成の取り組みを発表。大和村教育委員会事務局の前里亮さんは、奄美伝統の結いの精神を生かした「ゆらい処(集まる場所)」の開設や、旗を使った高齢者の安否確認など住民が安心して暮らせる仕組みづくりを紹介した。

 続いて、人間文化研究機構の木部暢子機構長が「ことばがつなぐ地域社会~シマのコトバを調べ、継承することで描かれる豊かな地域社会の未来~」をテーマに記念講演した。これまで群島内各地で行ってきた方言調査の様子や成果を紹介し、方言を残すために行政と研究者、住民それぞれができることをアドバイスした。

 広域文化祭では、絵画や書道、写真などの展示発表があったほか、与論町、宇検村、喜界町、伊仙町、知名町から舞踊や島唄などの伝統芸能を継承する6団体が出演した。

 次期開催地は奄美市。

 被表彰者は次の通り。(敬称略)
 ▽大島地区社会教育功労者表彰 竹下ミヨ子(与論町) 
 ▽大島地区文化協会表彰 与論島芭蕉布保存会(与論町)、中島由美子(徳之島町)、和田州生(与論町)

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