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育て!! 未来のオリンピック選手――指宿市西方にトランポリンや器械体操の常設練習場完成 指導者の葛迫さん、4000万円投じ整備
自然・火山 南日本新聞 👁 2

育て!! 未来のオリンピック選手――指宿市西方にトランポリンや器械体操の常設練習場完成 指導者の葛迫さん、4000万円投じ整備

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 鹿児島県指宿市西方に、トランポリンや器械体操の常設練習場が誕生した。同市で5年前から指導する会社員、葛迫龍司さん(38)が「本格的な練習環境を整え、トップ選手を輩出したい」と私財を投じて整備した。同様の施設は県内でも珍しく、南薩地域では初という。

 「指宿トランポリンジム」と命名し、約4000万円かけて整備した。約160平方メートルの鉄骨造で、天井の高さは約8メートル。複数の跳躍器具をはじめ、器械体操の床やつり輪、鉄棒などもそろえた。1日にオープンし、現在は3歳から60代の約90人が練習する。

 葛迫さんは鹿児島工業高等専門学校(霧島市)の学生時代に競技と出合い、卒業後は県外の建設会社で働きながら現地のクラブなどで腕を磨いた。数年前に帰郷し、県内各地に教室がある「トランポリンクラブRARA」の指導者として指宿教室を開講した。

 これまでは市内の公共体育施設を使用していたが、1台200キロ超ある器具の組み立てや片付けで毎回30分近くかかっていた。大会で上位を目指す選手が年々増える中、曜日や時間を気にせず練習できる施設の必要性を痛感したという。

 昨年10月に着工。器具の搬入や基礎工事では、葛迫さんが勤める丸新建設(指宿市)の社員らが協力してくれたといい「職場の理解と協力のおかげで実現した」と感謝する。完成した施設は選手らにも好評で、丹波小学校6年の堀之内瑠花さんは「競技用がいつでも使えるし、できることが増えてうれしい。頑張って練習して、将来はオリンピック選手を目指したい」と夢を語った。