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鹿児島県 台湾・内埔郷訪問団来島 大和村 交流関係強化へ
観光・グルメ 奄美新聞

鹿児島県 台湾・内埔郷訪問団来島 大和村 交流関係強化へ

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 大和村に24日、台湾南部の行政機関、屏東県内埔郷(ぴんぐんけん・ないほきょう)公所(役場)の訪問団が訪れ、伊集院幼村長らと交流した。一行は、昨年11月に締結した友好協定による交流の一環として来村。アマミノクロウサギミュージアムQuruGuru(くるぐる)を視察し、夜は、奄美温泉大和ハナハナビーチリゾートで行われた議員らを交えた交流会で、今後の関係強化について意見を交わした。

 両機関は昨年11月21日、教育・文化・観光など幅広い分野で交流を深め、相互理解と地域振興を図っていくことを目的に友好交流協定を締結。調印式は台湾の内埔郷公所で行われ、伊集院幼村長と鍾慶鎮(しょう・けいちん)郷長が協定書に署名した。

 鍾郷長は協定式で、「友情を育み、安定した協力関係を築いていきたい」と語っており、今回の来村は、内埔郷側からの強い要望で実現した。

 この日夕、くるぐるに到着した一行は11人(通訳2人含む)。伊集院村長は、鍾郷長の肩を抱き出迎え、友好ムードを演出。歓迎セレモニーでは、「両自治体は、農産物・気候・文化・歴史など共通するものも多いが、課題もある。互いの知見を共有し、視察を有意義なものにしたい」と述べた。

 会見した鍾郷長は「伊集院村長、大和村とは兄弟のようなつきあいをしたい。これから話し合って、互いに何ができるか考えていく」と語った。

 日本の葬儀システムにも強い関心を寄せているという鍾郷長。この日は、奄美市の総合葬祭秋葉屋も視察しており、「死に対する恐れを感じさせず、清潔感のある日本式の葬儀を導入したい」と意欲的に語った。

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 内埔郷は、人口約5万人。コメや果物などの農産物の産地として知られる。中国大陸から移住した漢民族が多く住む地域で、「客家(はっか)文化」が色濃く残る。一方、大学や高校も多く、若い世代の活気と伝統文化が共存している。