「全国ワーストの交通渋滞」解消したい鹿児島市、時差出勤の社会実験へ…参加者が目標の半分で協力呼びかけ
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全国ワーストの交通渋滞緩和に向け、鹿児島市は来月9日から、市中心部への自動車通勤・通学者に時差出勤を求める社会実験を行う。29日時点の参加者数は約2200人で、目標とする約4000人の半数程度にとどまっており、市が協力を呼びかけている。(渡部優斗)同市は市中心部につながる幹線道路が少なく、朝の通勤・通学、夕方の帰宅時間帯の渋滞が深刻な問題となっている。国土交通省の調査では、幹線道路の混雑の程度を示す指標は都道府県庁所在地でワースト。市の試算によると、渋滞による経済損失は年間約410億円に上る。
社会実験の期間は11月9~20日の平日の10日間。特に交通量が多くなる午前7時半~8時半の交通を分散させることで、「主要幹線道路の交通量1割削減」を目指している。
市街路整備課によると、昨年同時期の調査で、市中心部につながる国道3、10、225号や県道の産業道路などのピーク時間帯の交通量は約2万8000台に上った。1割減らすためには、人数ベースで車での通勤者約4000人の参加が必要という。
29日時点で車通勤の参加者約2200人のうち、県や市の職員が7割超を占めており、市は民間企業に勤務する人たちにも参加を呼びかけている。下鶴隆央市長は28日の定例記者会見で「一人でも多くの市民に自分のできる範囲で協力していただきたい」と語った。
社会実験への参加は、市のウェブサイトなどの応募フォームから受け付けている。一部期間だけの参加もでき、最終日の11月20日まで参加登録が可能。


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