鹿児島県 最後の利用者「感謝祭」 奄美市老人福祉会館来年3月で閉館 米寿者の祝いも
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建物の老朽化に伴い、来年3月末に奄美市名瀬にある老人福祉会館は閉館する。同市社会福祉協議会は、老人福祉会館利用者「感謝祭」を30日、同市名瀬のAiAiひろば2階で開いた。同会館を利用する、65歳以上の46人が参加。数え年で88歳を迎えた利用者4人の米寿の節目を祝った。同協議会・福山敏裕会長はあいさつで「利用者の皆さんが、体操やカラオケで元気な姿を見るたびに、うれしく思う。長らく親しまれてきた老人福祉会館だが、来年3月に閉館になるまで、皆さんが笑顔で過ごせるように、最後まで支えたい」と話した。奄美市長は代読で「戦後の復興を支え、文化・経済の礎を築いた皆さんへ、尊敬と感謝を申し上げる。来年3月には同会館利用終了となるが、皆さんが地域で活動できるように、調整していく」との言葉が寄せられた。
米寿の高齢者には、花束と記念品が贈られた。米寿の祝い代表者星野嘉子さん(87)は「名古屋で生活していて、夫が定年したら、暖かい島で暮らしたいと思っていたの。本当は沖縄に住むことを考えていたのだけど、若い頃から大島紬が好きで、呉服屋さんから『その紬は奄美大島で作っているから、奄美大島が良いのでは?』と言われ、試しに奄美に来てみたら、飛行機の窓から見えた海が美しくて、ここでいいと決めて、20年根瀬部で元気に暮らしている」と笑顔で話した。中島美千代さん(87)は「長生きの秘訣は仕事すること、65年大島紬の機織りの仕事をしてきた、福祉会館で皆と話してカラオケをして、楽しく過ごせている」、福永絹代さん(87)は「近くに住んでいる、ひ孫と遊ぶのが楽しい」と各自、長寿の秘訣を話した。
感謝祭は祝い唄から始まり、利用者らによる踊りやカラオケなどのステージがあり、最後に全員で「島のブルース」、六調を踊って盛り上がった。

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