海保と漂着ごみを調査 自然環境の実態知る 鹿児島県龍郷町の龍北中
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鹿児島県龍郷町の龍北中学校(前泊勝利校長、生徒15人)と奄美海上保安部は24日、同町の嘉渡海岸で笙着ごみの回収を通した海岸調査「リサーチきょら」活動を実施した。海岸に流れ着いたごみを拾い集め、種類や数、重量などを調べた。生徒たちは同活動を通し、自然や環境の実態を知り、身近な問題に対する理解を深めた。漂着ごみの調査は同校の特色にもなっている教育活動。環境保全の意識向上につなげようと2001年から実施しており、今年で25回目。21年には、「海の日」海事関係功労者として、国土交通大臣表彰を受賞している。
この日は、生徒14人と教諭ら9人が参加。生徒たちは奄美海保職員3人と一緒に海岸で漂着ごみを拾い歩き、種類別に分類した。約1時間の活動で30リットル袋21個と浮標やロープなどのごみを集めた。
3年生の男子生徒は「浜がきれいになると気持ちが良いが、またごみが流れてくると思うとさみしい。目に見えないマイクロプラスチックがあることを知り、学校でごみ拾いをすると学びがあって興味が湧く。海保の仕事も分かったので、良かった」と話した。
ごみ拾いの前には、奄美海保職員から心肺蘇生法や離岸流への対応などを学ぶ安全教室もあり、生徒たちは海での安全や環境問題などについて考えた。27年度の学校再編により、同校としての活動は今回が最後となった。