「指示した男は海外に移住」…巨額脱税、検察が実名挙げて指摘 「仕組みを提案」コンサル社役員の男ら初公判 鹿児島地裁
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鹿児島市のコンサル会社2社で架空の経費を計上し、計約8000万円を脱税した上、補助金1000万円をだまし取ったとして、消費税法違反や詐欺などの罪に問われた、会社役員の男(42)=鹿児島市和田1丁目=は27日、鹿児島地裁(小泉満理子裁判官)の初公判で起訴内容を認めた。検察側はいずれの犯行も指示した男がいると実名を挙げて指摘し、海外に移住したと明らかにした。検察側は冒頭陳述で、脱税したコンサル会社2社は男が設立し、被告は男の指示の下で脱税の仕組みを提案したと説明。架空の経費を支払ったと見せかけるため、両者が関わる法人間で資金を移動させるなどしたと述べた。
公判では共犯として詐欺罪に問われた、いずれも福岡県久留米市の会社役員の男(49)と男(48)も合わせて審理した。ともに起訴内容を認めたが、48歳の被告の弁護側は「共犯ではなくほう助犯だ」と主張した。
地検によると、指示役の男の旅券返納命令を外務省に要請している。
起訴状などによると、2022年8月〜25年12月の間、鹿児島市の「ランブリッジ」と「グローバルHRテクノロジー」の確定申告で、会計責任者だった42歳の被告が男と共謀し、両社で4億8000万円以上の架空のシステム開発費を計上。消費税や法人税など計5266万円の納付を免れ、計2669万円の還付を受けたとされる。
また、3人は24年10月ごろ、男と共謀し、独立行政法人「中小企業基盤整備機構」に、システム構築などを2200万円で発注するとした虚偽の事業計画書を提出、25年4月に現金1000万円をだまし取ったとしている。


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