カゴミル 鹿児島の今のニュースを、まとめて。 ← 一覧
高齢者福祉など進捗検証 地域密着型通所、実績下回る 奄美市計画評価委員会 鹿児島県
総合 奄美新聞 👁 1

高齢者福祉など進捗検証 地域密着型通所、実績下回る 奄美市計画評価委員会 鹿児島県

📰 全文
 「第9期奄美市高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画」(2024~26年度)の進捗(しんちょく)状況を民間委員らが検証する評価委員会(委員長・稲源一郎大島郡医師会会長、委員13人)が22日、鹿児島県奄美市役所で開かれた。保健医療・社会福祉・介護保険被保険者ら委員10人が出席。高齢者の社会参加、認知症者支援、介護予防など多様な施策・事業の進捗状況を確認、実績を評価した。審議内容は、26年度中に策定される第10期計画の「課題分析」として引き継がれる。

 両計画は、高齢者が住み慣れた地域で自分らしく暮らせるよう介護サービスの必要量の見込みや保健福祉施策を総合的に定めた3か年計画。老人福祉法と介護保険法に基づく。

 事務局(市高齢者福祉課)が六つの施策の柱(支え合いの地域づくり・認知症施策・健康寿命の延伸・サービス基盤の整備・介護人材不足への対応・介護保険事業の基盤整備)ごとに各事業の評価と課題を報告した。

 認知症施策については、見守りボランティアの登録者が目標(40人)に対し24人と未達成、実態調査で、「認知症の相談窓口を知らない」とする回答が49・5%あったとする報告があった。

 介護保険給付サービスの実績も示された。第9期の給付実績は139億7500万円(予算140億9235万2千円)。このうち地域密着型通所介護事業所への給付額が、予算約9億円に対し実績約7億6千万円(前期約8億6千万円)だったことが問題視された。

 福祉施設を運営する委員から「地域密着型では、利用者数が激減している。そうした中で、市は新たな事業所を認定した。サービスの過剰供給となり、運営が成り立たなくなる」と見解を求めた。

 市は「懸念があることは理解している。諮問機関(地域密着型サービス運営委員会)で協議したい」と答えた。

 同市の高齢者人口(高齢化率)は、25年1万3890人(35・7%)、35年1万3464人(39・7%)、45年1万2952人(44・3%)と推移する見込み。

 生産年齢人口(15~64歳)も25年約2万人、35年約1万7千人、45年約1万3千人と減少する見込みで、介護人材の確保や独居高齢者の見守りなど、課題が深刻化している。

関連記事

コメント 0件

0 / 500

投稿はすぐに公開され、その後AIが内容を確認します。個人情報は書き込まないでください。 編集・削除は投稿したこのブラウザからのみできます(ブラウザのデータ削除・別の端末・シークレットモードでは編集・削除できなくなります)。 コメント利用規約・ガイドライン

まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみませんか?

    新着ニュース

    ニュースをもっと見る →