高校生が模擬投票 もっと政治に関心を 和泊、知名両町選管が出前授業 鹿児島県
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【鹿児島県・沖永良部】和泊、知名両町選挙管理委員会は19日、沖永良部高校で「政治的教養を育む出前授業」を開いた。1年生61人が参加し、模擬投票を通して1票を投じる大切さを実感した。政治や選挙に関心を持ってもらおうと開催。両町の選管委員と明るい選挙推進協議会のメンバーが学校を訪れた。
選管事務局による講話では、政治の役割や選挙の仕組みのほか、政治への関心の薄さから若者の投票率が低い現状について説明があった。
模擬投票は、架空の「沖永良部島町」の町長を決める想定で行われた。候補者の1人は、島外移動代の大幅補助やデジタル・オンライン環境の強化などを公約に掲げた。もう1人は、若者が島内で就職した時の応援金給付や生活インフラの維持向上などを挙げた。
生徒らはグループに分かれてそれぞれの公約を確認。選管委員らもグループに入り、公約を基に候補者を選ぶ基準などをアドバイスした。生徒からは「若い人が島内で就職したら30万円もらえるのはうれしい」「こっちの候補は若者のための政策が少ない」などの意見が出ていた。
協議後、投票用紙に候補者の名前を記入し投票した。
商業科1年の中野智哉さん(16)は「どちらの候補に投票するか悩んだ。2年後には投票できる年齢になるので、これからは政治や町のことにもっと関心を持ちたい」と話した。
和泊町選管の勝男百合子委員長は「いまを生きるみなさんが、これからの社会を決める。出前授業で学んだことを自分事として考えてほしい」と呼びかけた。

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