鹿児島市街地初の義務教育学校、2030年開校目指す――明和中のピーク時生徒1957人が188人に…明和校区の小中一貫化、地元要望で決定
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鹿児島市教育委員会は23日、同市の明和校区に新設予定の小中一貫の義務教育学校について、2030年4月の開校を目指すと明らかにした。現在の明和中学校敷地内に設置する。市教委が同日、定例会を開き基本構想を公表した。基本構想では、明和中の既存校舎を活用する。校舎のうち、老朽化している特別教室棟は解体、現在倉庫として使っている普通教室棟は改修や建て替えを検討する。明和小にある児童クラブや校区公民館は中学校敷地へ移設する方針。
鹿児島市内の義務教育学校では、4月に開校した桜島学校に続く2校目となる見込みで、市街地では初めてとなる。校名や校章などは本年度以降、学識経験者らを交えた検討委員会で協議する。小学校の跡地活用は現時点では未定。
1974年に開校した明和小はピークの82年に児童数1970人を数えたが、昨年5月現在で365人となった。76年開校の明和中は87年が最も多く1957人だったが、昨年5月現在で188人に。市教委の基本方針で同中は「適正化を検討する範囲」の小規模校に位置づけられている。
明和校区の義務教育学校設置を巡っては、児童生徒の減少を理由に23年3月、地元のまちづくり協議会と小・中学校のPTAが連名で要望書を提出した。基本構想の素案は1月下旬の「あり方検討委員会」でまとまった。