恒久平和の誓い新た 第121回招魂祭式典 奄美市笠利町
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鹿児島県奄美市笠利町の第121回招魂祭式典が16日、同町の太陽が丘総合運動公園招魂碑前の広場であった。遺族や来賓ら約70人が参列して戦没者のみ霊を慰め、恒久平和を誓った。同公園の招魂碑は、日清戦争から太平洋戦争までに犠牲となった軍人や軍属587柱と、女子挺身(ていしん)隊9柱のみ霊を祭っている。式は招魂碑を建立した10月16日に毎年開いている。
参列者全員で黙とうをささげた後、安田壮平市長は「奄美の美しい自然と豊かな歴史、文化に囲まれた平穏な暮らしは、多くの方々の尊い犠牲とご労苦、平和を願うたゆまぬ努力の上に成り立っていることを決して忘れてはならない。世界の恒久平和を願い、安全で安心して心豊かに暮らせる地域づくりに、市民の力も借りながら努めていく」などと式辞。
続いて市議会議長代読で栄ヤスエ副議長と、笠利町遺族会の山下茂樹会長が追悼の言葉を述べた。山下会長(78)は「遺族会は高齢化などで会員数も減少傾向だが、ご英霊の在りし日を思い起こしながら遺族会一体となり、戦争の記憶と教訓を決して風化させることなく、恒久の平和を訴え続けていくことを改めて誓う」と力を込めた。
奄美吟道会笠利教場の会員9人が招魂碑に向かい献吟した後、参列者一人一人が焼香した。
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