栽培基礎学び、親睦深める 奄美じゃがいも会、植え付け体験 奄美市笠利町
📰 全文
鹿児島県奄美大島の若手農家で組織する奄美じゃがいも会(朝幸司会長、会員15人)は3日、奄美市笠利町節田のほ場でバレイショの植え付け体験会を開いた。会員のほか、県や同市職員ら約30人が参加。発芽しやすい種芋の切り方や植え付けの間隔など、バレイショ栽培の基礎を学ぶとともに、会員相互の親睦も深めた。奄美じゃがいも会は大島地区農業青年クラブ(4Hクラブ)から派生した組織で2024年に発足。会員の多くがタンカンやマンゴー、パッションフルーツなどの果樹を栽培する中、バレイショ栽培体験は会員間の交流や他品目の栽培技術を学ぶ機会を担っている。
今回のバレイショ植え付け面積は約30アール。昨年収穫して冷蔵保存した種芋約400キロを用意した。
種芋は発芽しやすい頂芽部が各片に入るよう刃を入れ、1片当たり30~40グラムの重量にカット。ほ場には約20センチ間隔で皮面を上にした状態となるよう、一つ一つ手作業で植え付けた。病気対策用の薬や肥料の散布、覆土を含め、約2時間かけて作業した。
両親や友だちと参加した龍郷町の小学4年男児(10)は「植え付け作業は腰が痛くなり、農家さんの大変さを実感した。種芋をもらったので、家庭菜園で育てるのが楽しみ」と話し、同町内に在住する40代男性は「栽培方法が勉強になった。勤務する事業所で栽培してみたい」と述べた。
朝会長(49)は「今回は大島支庁長や奄美市議、大島地区指導農業士会などの参加もあり、より交流の輪を広げることができた。参加者が自身の栽培品目以外の生産現場を体験することで、島内でバレイショ栽培仲間が増えていけば」と期待を寄せた。
今回植え付けたバレイショは、来年2~3月ごろに収穫する予定。
コメント 0件
まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみませんか?