鹿児島県奄美パーク25年度実績 入館者3.9%増の12万1千人 東京特別展の効果持続
📰 全文
奄美市笠利町の県奄美パーク(宮崎緑園長)は22日、2025年度入館者実績をまとめ発表した。奄美の郷と田中一村記念美術館を合わせた合計入館者数は12万1148人だった。前年度より3・9%増え、直近10年ではコロナ禍前の18、19年度に次いで3番目に高かった。25年度は特に前半の4~6月の伸び率が高く、24年9~12月に東京都美術館で開催した特別展の効果が持続したとみられる。入館者数の内訳は、奄美の郷が前年度比4・3%増の4万4484人、田中一村記念美術館が同2・5%増の4万6664人。過去10年で最多だった約13万7千人には届かないものの、コロナ禍以降では初めて12万人台に達した。
入館者を月別でみると、3月が1万2040人で最も多く、次いで4月が1万1693人、5月が1万823人、10月が1万613人。6月が7914人と最も少なく、9月が8535人、7月が9389人と続いた。
伸び率では、4月が前年度比41・6%増と大きく増えた。5月は21・3%増で、6月は29・8%増と前半の3か月間が好調に推移した。来館者アンケートでは、東京で行われた特別展の影響を示す声も多く、田中一村記念美術館の入館者数が急増。奄美の郷でも相乗的に伸びた。
今年度は、開館25周年の節目を迎える。田代浩二次長兼総務課長は「節目の日には特出しでイベントも計画している。18年度の13万人を目標に26年度も盛り上げていければ」と話した。
25年度は、台風などに伴う臨時休園はなかった。同年度末時点の累計入館者数は310万6364人で、昨年5月11日に300万人の節目を達成した。