セグロウリミバエ 1か月まとめ誘殺数35%減 奄美市で幼虫確認 秋カボチャ植え付け時期 引き続き警戒 鹿児島県
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鹿児島県は7日、主にウリ科の果菜類・果実の重要害虫セグロウリミバエの確認で8月18日~9月28日の1か月まとめを公表した。この期間では奄美市で幼虫が確認され、調査用トラップ(わな)による誘殺数は165匹となり、前回(7月22日~8月17日)より35・04%減少した。経営技術課によると、幼虫は奄美市のニガウリ及びメロンから寄生が認められた。
誘殺数を市町村別にみると、最多は奄美市の45匹で、これに次ぐのが伊仙町(28匹)、大和村(23匹)、龍郷町(15匹)など。最少は与論町の1匹で、沖永良部島の2町(和泊2匹、知名8匹)も少なく、喜界町も2匹と少ない。
誘殺状況について農林水産省門司植物防疫所は「今回のまとめは夏場の暑い時期。気温が高いとセグロウリミバエの活動は鈍くなるとみられ、誘殺数が少なくなった。また、この時期は産卵対象の寄主植物もあまり栽培されていない」と分析。ただし秋に入り気温が低くなってきたほか、セグロウリミバエが好むカボチャ(英名ではパンプキンフライとも)では「秋カボチャの植え付けが行われている。寄主植物の存在、気温の低下で活動が活発になることから引き続き警戒を」と指摘する。
経営技術課が挙げている初動対応のうち、同植防は▽寄主果実等の除去▽家庭菜園での寄主植物の栽培自粛▽農薬による防除――の三つについて「適切に行うことで増やさない取り組みにつながる。各市町村で徹底した結果が誘殺数の減少となっているが、引き続き徹底をお願いしたい」と呼びかけている。
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