徳之島空港で対応訓練 不法侵入に備え連携確認 関係機関約30人が参加 鹿児島県
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【鹿児島県・徳之島】2026年度徳之島空港不法侵入事案対応訓練(同空港管理事務所主催)が1日午後、同空港ターミナルビル(天城町浅間)の出発ロビーであった。徳之島警察署など関係機関から約30人が参加。署員扮する不審者の制限区域内への侵入を想定し、情報伝達や初期対応などを実践しながら、空港の安全確保に向けた連携を確認した。訓練は、鹿児島空港緊急時対応計画や徳之島空港不審侵入者対処要領に基づき、不審者侵入時の迅速かつ適切な対応能力の向上と関係機関の連携強化を目的に年1回の実施が義務付けられているもの。
想定では、保安検査場で手荷物検査を行っていた際、モニター担当者が手荷物の中からナイフを発見。不審者役の男性が「大丈夫だ」と言い張り、バッグを持ったまま保安検査場を突破して制限区域内へ侵入した。
これを受け、警備員や空港職員が駆け付け、搭乗客らへの危害や威嚇を防ぎながら不審者を取り囲み、安全な場所へ誘導。続いて駆け付けた警察官が制圧して身柄を確保し、安全確認後に保安検査場の緊急閉鎖を解除するまでの一連の対応を行った。
訓練後の講評で、同署警備課長や黒江一宏署長は、不審者の行動や周囲の異変など「前兆・予兆」を見逃さない。過去の航空機・空港関連事件などにも触れ、日頃から不審な状況や情報を関係者間で共有。訓練で得た気付きや反省点をマニュアルの見直しにつなげて改善。対応手順についても、緊急時に迅速に行動できるよう、日頃から習熟しておく必要性も強調した。
参加者は一連の訓練を通じ、それぞれの役割と対応手順を確認。関係機関同士が顔の見える連携を深め、万一の事態に備えて空港の安心・安全を守ることを決意しあった。
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