琉球音楽と沖永良部民謡発表会 稽古の成果披露し観客魅了 前田博美さん 鹿児島県知名町出身
📰 全文
【東京】鹿児島県知名町出身で沖永良部島観光大使も務める唄者・前田博美さんがこのほど、墨田区で沖永良部のシマ唄と琉球音楽の発表会を行った。会場には熱心なファンが約70人詰め掛けた。出演者たちが繰り広げる歌の世界に魅了されていた。前田さんが会主として登場したのは、墨田区本所にある本所地域プラザBIGSHIP4階多目的ホール。「前田博美沖永良部シマウタ・琉球古典音楽研究所発表会」として開催したもの。同公演は、沖縄での対面稽古やオンライン稽古など、それぞれ異なる環境で学んでいる会員が、日頃の成果を発表する場として企画された。
大島紬に身を包んだ前田さんは、輝く笑顔で一行を率いて登壇。「めでたい幕開けです」(前田さん)の発声に続いて「かぎやで風節」(琉球古典音楽)を大島紬と琉球絣(かすり)姿の全員で熱唱。前半は「汗水節」「あやかり節」など沖縄民謡で。後半は「犬田布嶺」「ちゅっきゃり節」など沖永良部民謡を中心に披露した。琉球舞踊家・仲里綾香さんの巧みな司会で進行。前田さん門下の市川恵さん、小山幹司さん、久保拓弥さん、鈴木健一さんらが熱唱した。
全員で「安波節・道輪口説」も堂々と発表した。前田さんも「感謝の気持ちを込めて」と沖永良部民謡「いちきゃ節」などを歌い上げ、大きな拍手を浴びた。最後は、「えらぶ百合の花」を披露し会場と一体となった。「初心者もいた中で、これだけたくさんの方々に聴いていただきうれしい」。会主として振り返ったうえで「私自身も歌い手として教える立場として、もっと頑張っていきたい」と言葉を弾ませた。
東京で奄美のシマ唄教室に通う50代の男性は「同じ題材でも唄い方が違い、勉強になりましたね」と話した。東京沖洲会の大山正巳さんは「オンライン勉強で、ここまで素晴らしい演奏とは感激しました。次回以降、ますます楽しみにしてます」と満足そうに会場をあとにした。
地域知名町のニュース
コメント 0件
まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみませんか?