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鹿児島県・石橋町子ども会育成会「お菓子下さい」十五夜家まわり 110番の家周知の目的も
イベント 奄美新聞 👁 3

鹿児島県・石橋町子ども会育成会「お菓子下さい」十五夜家まわり 110番の家周知の目的も

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 奄美大島に伝わる中秋行事「十五夜家(やぁ)まわり」が26日夜、奄美市名瀬石橋町であった。子ども50人以上が参加。夜の街をチヂン(太鼓)を鳴らし練り歩き、家々からお菓子をもらった。

 家まわりは、旧暦十五夜(今年は25日)に同市名瀬などで古くから行われてきた風習。供え物のお団子などを「お月見でーす」と声を掛け盗むことで豊作となるとされている。

 石橋町では、子ども育成会(前田省吾会長)が主催し今年で9回目。協力する「子ども110番の家」11軒を回ることで、子どもたちに位置を覚えてもらう目的もあるという。

 夜まわり隊は午後6時過ぎ、3班に分かれ出発。目当ての家に着くと、「うがみんしょうらん。夜まわりに来ました。お菓子くださーい」と菓子をねだった。全員がもらい終えると「ありがさまりょうた」とお礼を言って六調を踊って感謝を表した。

 奄美小6年の山田咲太郎君(11)は「夜の散歩が楽しみで2年の頃から参加している。今日は、祭り感があって楽しい」と話した。

 クッキーなどの詰め合わせ80セットを用意した伊集院道誠(みちのぶ)さん(59)は「たくさんの子どもの声が毎年楽しみ」と笑顔が絶えなかった。 

 前田会長は「みんな元気に歩いて盛り上がってくれた。今年で9年目となり、初回から参加している小1の子が中3になった。来年は記念すべき10回目。プチ伝統行事になるかも」と冗舌だった。