鹿児島県 金久中吹奏楽部 遊び心取り入れた試みも 笑顔あふれる定演
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奄美市名瀬の金久中学校吹奏楽部(馬場薗尚顧問、部員13人)の第54回定期演奏会が13日、同市のアマホームPLAZA(市民交流センター)であった。小学生との共演や来場者に演奏を聴きながらキャラクターの絵を描いてもらうなど遊び心も取り入れた約2時間の笑顔あふれる演奏会となった。同部は今年7月、姶良市であった県吹奏楽コンクールの中学生B(15人以下)の部門で9年ぶりに受賞を飾った。定期演奏会は卒部する3年生7人が1、2年生と一緒に演奏する最後の舞台。コンクール終了後、夏休み期間中も今回の演奏会に向けて週5回の練習を重ねてきた。
演奏会の前にプレコンサートとして「夢路(ゆめじ)より」と井上陽水の「少年時代」の2曲ピアノ演奏と金管楽器で披露。演奏後、聴衆からは部員たちに拍手が送られた。3部制のステージとなった今回の演奏会は行進曲「希望の空」で開幕。同校の校歌や今年の県吹奏楽コンクールで金賞を受賞した「吹奏楽のためのランドエスケープ」などを演奏。2部目はサクソフォン合奏や1年生だけのステージ演奏や、同部出身者が多い名瀬小学校吹奏楽部の6年生10人が星野源の「恋」で共演。3部ではアニメメドレーや3年生7人のステージ演奏のほか、来場者に向けて「ドラえもん」の曲に乗せて絵を描いてもらう企画もあり、最後(アンコール)はヤングマンで会場と一体となった演奏会を締めくくった。
ステージで共演した名瀬小吹奏楽部の金森紗菜さん(11)はフルートを担当しており、「小学校にいたときより音色が変わるなどレベルが上がっており、緊張もあったけれど、先輩たちと一緒に演奏ができて楽しかった。中学校でも吹奏楽を続けたい」と笑顔を見せた。部員13人を率いてきた盛山愛唯(もりやま・めい)部長(15)は「演奏会を終えて達成感がある。県コンクールそれぞれでは悩みがあった中で乗り越えて臨んだ大会で金賞を受賞でき、『今まで頑張ってきてよかった。一番のいい思い出』」などと振り返り、共演した小学生たちに「一緒に演奏できてうれしい。中学校でも頑張ってほしい」などとエールを送った。