鹿児島県・大島北高で体育祭 応援団演舞は学年ごとに個性 〝爆走〟転倒の場面も
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奄美市笠利町の大島北高校(有川美智代校長、生徒141人)で12日、第58回体育祭があった。昨夜からの雨の影響でグラウンドはぬかるんだ状態。生徒らは必死に砂を運び、直線コースのラインを引き直すなどして開催にこぎつけた。定刻の約40分遅れで始まった大会は、スローガンに掲げた「爆裂爆走」の競技が続いた。学年別対抗は、3年(赤組)が勝利し貫録を見せた。有川校長が「体育祭は、地域や保護者に見てもらう絶好の機会。一人一人が主役となって北高の魅力を爆発させて」と檄(げき)を飛ばし開会。生徒会長の2年、窪田梨音(りおん)さん(17)が「最高の体育祭にしよう」と呼応した。
恒例の応援団演舞は、太鼓の音に合わせた一糸乱れぬ型や構えを披露。学年ごとの個性を観客に示した。
競技は、100㍍走を50㍍に短縮してスタート。必死に〝爆走〟する選手の中には、ゴール直前、前のめりに倒れ込み泥だらけになる姿が見られるなど、熱い戦いが続いた。
グラウンドから少し離れた位置で観戦していた同町須野崎原の恵秋夫さん(83)、五時子(いつこ)さん夫妻。「孫(2年、海綺さん(17))の応援に来たが、何の競技に出るのか分からない」と少し困った様子だったが、リレーへの出場を知ると、やさしいまなざしで見守っていた。
グラウンド不良の影響かハプニングもあったが、最後は観客も交じり八月踊りで閉会。勝利した3年生は、伝統のバトンを下級生に託した。