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「鹿児島産」は嘘だった…ふるさと納税の返礼品に県外牛肉を混入、元取締役を起訴 寄付総額7億円超 事件の全容解明は
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「鹿児島産」は嘘だった…ふるさと納税の返礼品に県外牛肉を混入、元取締役を起訴 寄付総額7億円超 事件の全容解明は

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県外産の牛肉を「鹿児島産」と偽ってふるさと納税の返礼品として販売していたとして、鹿児島県指宿市の畜産加工会社・水迫畜産と元取締役の水迫政輝被告(55)が、9月7日、食品表示法違反の罪で起訴された。さらに水迫被告には、その代金として約145万円をだまし取ったとする詐欺罪も加わった。「確認不足が原因で、意図して偽装したわけではない」と容疑を否認する被告。単純なミスか、故意の偽装か——真相は公開の法廷へと委ねられる。

起訴状によると、水迫畜産と水迫被告は2023年、ふるさと納税の返礼品を提供する事業者に対し、県外産の牛肉を鹿児島産と偽って販売したとされている。警察によると、偽装された牛肉は鹿児島産と比べて半分以下の価格であり、水迫被告はその差額で利益を得ようとしていたとみられている。

水迫被告は8月18日に逮捕されたが、その後、鹿児島地裁が勾留を認めず釈放。任意捜査を経て、今回は在宅での起訴となった。地検は水迫被告の認否を明らかにしていない。

法人としても起訴された水迫畜産の食肉加工場は、鹿児島市喜入瀬々串町にある。7日午後5時ごろには従業員の姿も確認されたが、夜には静まり返った状態となった。水迫畜産の商品の大半がこの加工場で製品化されており、起訴された水迫被告は事件当時、この加工場のトップの立場にあった。

水迫被告の弟でもある栄治社長は鹿児島テレビの取材に対し、「起訴状が届いていないのでコメントできない」「世間を騒がせて申し訳ない」と話した。

水迫畜産が不正表示を行ったとされるふるさと納税の寄付総額は、7億円を超えている。今回起訴されたのはその一部にとどまる。鹿児島県産ブランドへの信頼を根底から揺るがしかねないこの事件の全容が、法廷でどこまで明らかになるのか。今後の行方が注目される。