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秋の訪れ告げる豊年祭 台風の中、伝統の奉納相撲 奄美市知名瀬
イベント 南海日日新聞 👁 2

秋の訪れ告げる豊年祭 台風の中、伝統の奉納相撲 奄美市知名瀬

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 秋の訪れを告げる伝統行事の豊年祭が鹿児島県奄美市名瀬地区で始まった。台風24号の影響で延期や中止となる地域もある中、知名瀬集落では6日、集落伝統の奉納相撲を敢行。小雨が降るあいにくの天気だったが、未就学児から50代までの男衆がまわし姿で熱戦を繰り広げ、手に汗握る好取組で会場を沸かせた。

 知名瀬の豊年祭は集落の青壮年団(西加清司団長)が主催。約40人の男衆は会場の知名瀬公民館を出発。東西に分かれて清めの塩をまき、ほら貝を吹き鳴らし、「相撲、相撲」と住民に呼び掛けながら練り歩き、集落外れにある小倉神社へ向かった。

 同神社では、玉串奉納や代表者による相撲などの神事を執り行って安全を祈願。再び集落を練り歩いて会場へ向かい、西、東の順で土俵入りを行った。

 知名瀬町内会長の豊島勇蔵さん(68)は「知名瀬の豊年祭は集落に不可欠で最大のイベント。私の知る50年以上、延期や中止は1回もない。台風が心配だったが無事開催できた上、例年よりにぎわっていてうれしい限り」と笑った。

 会場には多くの地域住民が詰め掛けたほか、安田壮平奄美市長も来賓で出席。台風で豊年祭を中止した地域もあったことから、恒例の赤ちゃんの土俵入りには集落外からも参加があり、10組が参加した。

 長男のために名前入りの化粧まわしを用意して豊年祭に参加した福山賢人さん(29)・瑞季さん(29)夫妻=奄美市名瀬=は「地元の人の協力もあって参加させてもらえてとてもありがたい。強くたくましくすくすく元気に育ってほしい」と目を細めた。