鹿児島県 総合準優勝で全国へ 時岡優里菜さん 民謡民舞九州大会
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九州各地の民謡歌自慢の頂点を決める「2026年民謡民舞九州地区大会」(日本民謡協会九州地区大会実行委員会など主催)が11、12の両日、熊本県の人吉スポーツパレスであった。342組が出場。三味線伴奏による歌唱部門(梅宴)を勝ち上がった奄美市名瀬の時岡優里菜さん(20)=北大島会=は、各部門の優勝者による争奪戦に「塩道長浜」で臨み準優勝、来秋開催予定の全国大会(内閣総理大臣賞争奪戦)の出場権を得た。同大会は、伝統芸能である民謡民舞の保存・育成を目的に、各地の予選を通過した民謡愛好家が演奏技術と歌声を競う。
個人の部コンクールは、三味線伴奏の「梅宴」、尺八伴奏の「竹韻」があり、それぞれ年代別5部門の優勝者を決める。その後、10人の優勝者による争奪戦が行われ、総合優勝を決める。
時岡さんは大会2日目の12日、23組が出場した梅宴・成青年部で優勝。その後行われた「梅宴争奪戦」も制した。総合優勝は、大分からの出場者に譲ったが、準優勝(総合2位)の評価を得た。
奄美看護福祉専門学校看護学科3年の時岡さんは、授業や病院での実習で忙しい日々を送る。昨年5月の奄美予選で3位に甘んじた悔しさを胸に練習に取り組んだといい、「技術より気持ちを大事に歌った。観衆に奄美のシマ唄の心を届けられた」と晴れ晴れと語った。
全国大会に向けては「学業との両立は大変だが、看護師と歌、両方を極めたい」と日本一への決意を新たにした。
今大会には、奄美大島、喜界島、徳之島から梅宴5部門に計29人が出場。中年部で上野小津江さん(瀬戸内会)が優勝するなど計13人が上位入賞を果たした。
奄美関係の入賞者は次の通り。(敬称略・いずれも梅宴の部)
【高年部】優秀賞=藤山ヨシ子(名瀬ルリカケス会)【中年部】1位=上野小津江▽4位=川原ちさ(瀬戸内会)▽優秀賞=滿香恵子(同)【熟年部】2位=渡ヨシノ(名瀬ルリカケス会)▽優秀賞=新田すえみ(同)【壮年部】優秀賞=薮内寛和(同)、水俣律子(北大島会)【成青年部】1位=時岡優里菜▽3位=安田博樹(喜界会)▽4位=嘉村美里(同)▽優秀賞=津畑杏朱(あやまる会)、白戸姫夏(瀬戸内会)